今や中高生の間でも人気の高いバーチャルシンガー初音ミク。元はパソコン用の歌声合成ソフトだったが、すぐれた楽曲が次々と発表されるにつれ、パソコンの中にしかいないミクをこの世界に実体化させようとする人もまた続々現れてきた。そんな実体化されたミク約100体を集めた「初音ミク実体化への情熱展」が、東京都千代田区猿楽町1丁目の明治大学米沢嘉博記念図書館で6月1日まで開かれている。「声」だけの存在だったミクに、リアルな身体を与えようとする人々の熱気を感じ取れる展示会だ。 会場に入ると、一番奥に置かれたベンチに、目を閉じた等身大の初音ミクが静かに座っている。ハンドルネーム「みさいる」さんが作ったロボット1号機だ。人と同じ大きさのためか、まるでそこで眠っているように見える。横に置かれたiPadには、このロボットが口を動かし、手を振りながら歌う姿が映し出されている。現在制作中の2号機用に一部のパーツが外され
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