法令上は「鉄道」に分類される、不思議な乗り物「トロリーバス」――。 かつて川崎市内を走っていたトロリーバスは時代とともにその役割を終え、現在、そのうちの1台が同市高津区の二子塚公園という小さな公園で保存されている。住民の集会所などとして活用されてきたが、このほど老朽化を理由に、惜しまれながらも解体されることになった。
Visa/Mastercardなどのクレジットカードブランドの下には、イシュアー(クレジットカード発行会社)とアクワイアラー(加盟店契約会社)があり、さらにアクワイアラーと加盟店の間には、各クレジットカードブランドなどと一括契約している決済代行会社が挟まっている。アエルネでの問題を受け、X上では「決済代行会社が原因なのでは」と指摘する声が上がっていた。 山田議員によると、事の発端は10月31日、問題のカード会社でVisa/Mastercardブランドのカードが決済停止になると、決済代行会社からちくちくに通知があったという。決済代行会社は、別のカード会社への切り替えをちくちくに提案。ちくちくは切り替えに必要な審査を申し込んだ。 12月6日、決済代行会社から新しいカード会社での審査が通ったとの連絡があり、ちくちくはこれを了承した。しかし13日、問題のカード会社によるVisaでの決済が早ければ1
同人誌の通販などを手掛けるメロンブックスは12月19日、通販でのVisa/Mastercardによる決済を停止した。もともと11月に予告していたもので、女性向けの「フロマージュブックス」を含む通販が対象となる。クレジットカードについては、JCBとAmerican Expressを利用するよう呼び掛けている。 同社によると、19日19時ごろに取り扱いを停止。Visa/Masterで予約(注文)しているユーザーは、予約/購入された商品がすべて入荷され次第「クレジット決済に関して」という件名で、支払い方法の再設定を案内するメールを送るという。今回の件に関し、支払い方法の再設定期間を7日間から31日間に延長。31日以内での支払方法の変更手続きを案内している。 再開時期について同社は「現時点で、通信販売、電子書籍での再開予定はございません」と説明。クレジットカード以外のキャッシュレス決済として、コン
JR東日本は12月18日、同社が提供しているスマートフォン向けアプリ「JR東日本アプリ」のアップデートの配信を開始した。列車の現在地が確認できる機能に、JR東海とJR西日本のエリアが新たに加わる。 追加される路線は、JR東海(東海エリア、在来線特急、東海道新幹線)、JR西日本(岡山・福山エリア、山陰エリア、広島・山口エリア)。アプリの「運行状況タブ」から「列車走行位置」に進み、エリア選択画面で各路線を走る列車の走行位置が確認できる。 なお、JR東海・JR西日本の列車走行位置については、各社が用意しているブラウザ版にアクセスしているようで、JR東日本/東海/西日本ともにUIがそれぞれ若干異なるようだ。
著者プロフィール 山口伸 経済・テクノロジー・不動産分野のライター。企業分析や都市開発の記事を執筆する。取得した資格は簿記、ファイナンシャルプランナー。趣味は経済関係の本や決算書を読むこと。 X:@shin_yamaguchi_ 東京のホテル価格が高騰している。RevPAR(1日に販売可能な客室当たりの売り上げ)は、2019年の1万円前後からコロナ禍で暴落したものの、2023年末に1万4000円を突破。今年の11月は1万8308円となった(東京ホテル会調べ)。 地方の旅行者や出張族がホテル選びに苦戦するという話も聞かれる。インバウンドの増加が主要因とみられるが、どのようなメカニズムが働いているのか。業界関係者に取材した。 都内で1万円未満はレア 週末にいたっては相場が倍に 都内ホテルのRevPARはコロナ禍の2020~21年こそ5000円以下まで下落したが、2022年末に1万円を突破。以降
NVIDIAは12月17日(現地時間)、手のひらサイズで収まるエッジ端末「NVIDIA Jetson Orin Nano Super Developer Kit」を発表した。価格は249ドルで、国内では菱洋エレクトロとマクニカより販売が開始される予定だ。
“タッチなし”で改札を通過可能な「ウォークスルー改札」や、各種処理のセンターサーバ化による「位置情報乗降システム」「サブスクリプション」「Suicaエリア統合」などの新サービスを実現しつつ、2028年度にはこれらサービスをスマートフォン上から利用可能な新しい「Suicaアプリ」の提供を計画しているという。 今回、同計画についてJR東日本に問い合わせて細かい事情が確認できたので、現時点でどういった変化が起きるのかの情報をまとめておく。 JRが導入する新しいQR決済は「Suicaとは別物」 現状のSuicaはチャージの上限金額が「2万円」であり、基本的にこの金額内に収まる小額決済での利用にとどまる。JR東日本によれば、26年秋ごろにモバイルSuicaアプリを大幅リニューアルし、この上限金額を超える買い物に利用可能な「コード決済機能」や「友達や家族同士で残高(バリュー)を送受信可能な送金機能」が
米Alphabet傘下で自動運転タクシーを手掛けるWaymoは12月17日、東京での自動運転タクシー導入に向け、タクシー大手の日本交通、タクシーアプリを手掛けるGOと協業すると発表した。2025年初頭には、Waymoの自律走行システムを搭載した英ジャガーの電気自動車「I-PACE」を日本に投入。東京で試験走行に向けたテストを始めるという。 初期段階では、日本交通のドライバーがI-PACEを手動で運転し、東京のマップを作成していく。港区、新宿区、渋谷区、千代田区、中央区、品川区、江東区など、日本の首都の主要エリアで走行するとしている。なおI-PACEの管理などは日本交通が担当する。 同社は「Waymoを東京の居住者に紹介するにあたり、進捗状況の最新情報を提供しながら、さらに情報を共有していきたいと考えています」としており、具体的なサービスの開始時期については明かしていない。 今回はWaymo
米Googleは12月16日(現地時間)、画像を入力することで画像を生成する新しい生成AIツール「Whisk」を発表した。 米国在住のユーザーは、Google LabsのサイトでWhiskを試すことができる。 Whiskは、テキストではなく画像を使用してプロンプトを作成できるGoogle Labsの実験プロジェクト。Subject(被写体)、Scene(シーン)、Style(スタイル)の3つの画像をドラッグ&ドロップして“リミックス”し、独自の画像を作成できる。テキストプロンプトで説明を補足することも可能だ。 Whiskは、Googleの生成AI「Gemini」を使用して画像の詳細なキャプションを自動的に記述し、それをGoogleの画像生成モデル「Imagen 3」に入力する。 Whiskは、画像からいくつかの主要な特徴のみを抽出するため、期待とは異なる画像が生成される場合がある。例えば、
同社が無制限のリモートワークを始めたのは、コロナ禍の2020年10月(LINEとの合併前)だ(当時の記事)。当時の採用の公式Twitter(現X)で「この先コロナが終息しても、ずっとリモートワーク」とポストしていた。 2022年には全国どこでも居住できる制度を始めており、それにメリットを感じて入社した人や、地方に住む従業員もいるとみられる。 フルリモート撤廃に賛否 フルリモート撤廃以降の出社回数は、週1回または月1回。頻度は高くはない。 だが、フルリモートできなくなることに対して、「社員への裏切りではないか」という批判が寄せられている。特に、フルリモートに魅力を感じてLINEヤフーに転職した人や、首都圏から離れて地方に住むことを決断した人のデメリットを心配する声は多い。 一方で「リモートはコミュニケーションコストがかかるので仕方ない」「嫌なら転職すればいい」など、会社の判断を支持する声もあ
成長の要因となったのは、同社とバンダイナムコエンターテインメントが共同開発・運営するスマートフォンゲーム「学園アイドルマスター」(iOS/Android)と思われる。5月のリリース後から、半年後の11月には200万ダウンロードを達成するなど人気を集めており、2024年に日本で人気を集めたGoogle Playのコンテンツを表彰する「Google Play ベスト オブ 2024」では、ベストゲーム賞も受賞した。 関連記事 バンダイナムコHD、業績予想を上方修正 「学マス」「ELDEN RING」が好調 “全事業で増収増益”見込み バンダイナムコホールディングスは、2025年3月期の中間期業績と通期業績予想を上方修正すると発表した。中間期業績については全ての事業が前年同期比で増収増益見込みだと説明している。 輝け、アイドル──「学園アイドルマスター」を支えるライティング手法とは? 開発元が資
「オタク婚活」をうたう婚活支援サイト「アエルネ」を運営するちくちく(東京都台東区)が12月14日、VISAカードの決済停止を発表し、ネット上に波紋を広げている。これまで成人向けコンテンツをターゲットにしているように見えた“クレカ会社による規制”がその枠を超え、より広範な圧力になりかねないという懸念が高まった。 ちくちくによると14日にカード決済会社より連絡があり、VISAカード決済が停止すると通告されたという。停止時期は未定だが、早ければ12月16日、遅くとも12月31日までに停止する見通しだという。決済停止の理由には触れていない。同社はユーザーに対し、有料コースの決済にはVISA以外のクレジットカードか、銀行振込を利用することを勧めている。 参議院の山田太郎議員は、自身のXアカウント(@yamadataro43)でこの件に触れ、「加盟店に対して交渉力の点で優位な立場にあるクレジットカード
今売れている「大容量モバイルバッテリー」おすすめ3選&ランキング ほとんどのスマホを1回充電できる10000mAhでコンパクトなピックアップ【2024年12月版】
「千葉県版 時刻表」なぜ登場? 編集長が動かされた“いくつかの理由”:週末に「へえ」な話(1/4 ページ) ガタン、ゴトン、ガタン、ゴトン――。鉄道車両の座席で、分厚い雑誌のページをめくっている。その昔、こうした光景を目にするのは珍しくなかったが、スマホの普及によってほぼ見かけなくなった。 鉄道の時刻表は、乗り換えアプリを使えば簡単に検索できるようになった。わざわざ紙の時刻表を持ち歩く必要がなくなったわけだが、ちょっとユニークな取り組みをして、鉄道マニアだけでなく、新たな読者を増やしている事例がある。JTBパブリッシングが手掛けている『JTB時刻表』である。 『JTB時刻表』の前身である『汽車時間表』が登場したのは、1925年のこと。来年、創刊100年を迎えるわけだが、どのような取り組みをしているのか。「スピンアウト」である。 時刻表を見たことがない人は知らないかもしれないが、掲載している
最近増えているらしい、見知らぬ国際電話からの着信。「+1844」や「+800」で始まる番号からの着信を実際に目にした人もいるかもしれません。これらの番号から掛かって来るのは、多くの場合詐欺電話です。NTTドコモも、9月に注意喚起を行っています。 海外からの電話に出たとしても、それだけで料金が発生することはありません。ただし、海外からの電話は詐欺である場合が多く、個人情報を聞き出そうとしてくる可能性があります。特に「+800」で始まる番号の場合、日本にも「0800」というフリーダイヤルがあるので、見間違えてしまう可能性があり注意が必要です。 また、一瞬鳴っただけですぐに切れてしまう、いわゆる「ワン切り」の場合、気になって折り返し電話をかけると国際電話になって高額の通話料が発生してしまう可能性もあります。意図的に折り返さなくても、履歴から誤って発信してしまうこともあるので注意したいところです。
味の万国博覧会では、1店舗につき特別メニューを1種類ずつ提供することで、複数の店舗への来店を促す狙いがある。特別メニューはおかず系やデザート系の他、ヴィーガンに対応したものも用意した。店舗や公式Webサイトにおいて、全メニューのアレルギー表記も用意する。価格は現在調整中だが、70種類全て統一した価格にする予定だという。 くら寿司の岡本浩之氏(取締役広告宣伝・IR本部長)によると、当初は、世界各国の名物料理から着想した寿司を特別メニューとして開発していた。約半年をかけて161カ国分の寿司を考案しほぼ完成したものの、似通ったメニューが多いとの理由から急きょ計画を変更。各国の代表的な料理を再現したメニューの開発へと方向転換した。 カメルーン共和国で日常的に食べられているサバを使った料理「マケロ」や、ドミニカ共和国の魚料理「ぺスカド・コン・ココ」など24カ国のメニューは、開発に当たり各国の大使館と
Suicaを利用できるようになる線区 2025年3月15日からSuicaを含む交通系ICカードでの乗降に対応する線区は以下の通りとなる。 篠ノ井線:松本~篠ノ井間(塩尻~松本間は既に利用可能) 信越本線:篠ノ井~長野間 大糸線:松本~穂高間 上記の線区では、同日から「Suica定期券」も発売する。 東京近郊区間の拡大 長野県のSuica利用可能線区は、運賃制度上の東京近郊区間に含まれている。今回のSuicaの利用可能エリアの拡大に伴い、先述の対象線区も東京近郊区間に編入される。 近郊区間制度の適用線区で完結する乗車券は、利用する経路を問わず最短(≒最安)経路で運賃を計算する特例が適用される。一方で、片道101km以上の乗車でも途中下車できない制約が設けられている。 なお、以下の区間で新幹線を利用する場合は、東京近郊区間で完結する場合でも本制度を適用しない(実際に乗車する経路に従って運賃を計
JR東日本スタートアップは12月12日、青森県で「積雪発電」による融雪システムの実証実験を行うと発表した。地元のITスタートアップ・フォルテ(青森県青森市)が開発したシステムをJRが運営する施設の融雪に活用する。 積雪発電は、スターリングエンジンを活用した発電機。外部からシリンダーを加熱/冷却し、内部の気体を膨張/収縮させてピストンを動かす仕組みだ。冷却に雪を使うことで、雪を溶かしながら最大約1.0kWを発電できるという。熱源にガスあるいはペレットを利用する2つのモデルがある。 実証実験では、JR東日本青森商業開発が運営する商用施設「A-FACTORY」敷地内の融雪に積雪発電を活用する。また発電した電力は地元のイルミネーションイベント「あおもり灯りと紙のページェント」にも利用するという。 JR東日本スタートアップは「積雪発電の仕組みを利用し、地方の除雪に係る課題を解決する持続可能な融雪モデ
影響が特に深刻なのが、たこ焼きだ。各種統計情報やレシピ情報を基に、家庭でのたこ焼き調理にかかる原材料コストを同社が試算した結果、たこ焼き12個当たりで250円以上。2015年平均(約170円)と比べると、食材価格だけでコストが1.5倍に増加した。豚玉を中心としたお好み焼きでも、平均が300円を超え、10年間で1.2倍に増加するなど、総じて原材料コストの大幅な増加が続く。 粉もん料理は「庶民の味」の代名詞でもあることから、コストを販売価格に転嫁しづらい事情もあり、原材料の値上げペースに耐え切れなくなり、閉店や経営破綻を余儀なくされたケースは多い。縁日やイベントの屋台で買うお好み焼き・たこ焼きでも大幅な値上げが発生している。「安くておいしい」の維持が難しくなる中、帝国データバンクは「価格に見合う粉もん料理をどう提供できるかが、今後の生き残りのカギになる」と指摘する。 11月30日までの期間で、
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