インタビュー 先春「Bleacher Report」の記者と交わしたインタビューが先日公表されたのですが、ローゼンはそのなかで学業とスポーツの両立はどれだけ大変かという質問をされこのように話しました。 「学校は好きです。大変ですけれどね。でも自分が学びたいと思っている分野(ローゼンの専攻は経済学)で役立つことを学んでいることはすごい楽しいです。でも本当に受講したいクラスはフットボールのスケジュールと重なって履行できないんです。」 するとこの記者はローゼンに対し「学業よりフットボールを優先するのか?」とつっこまれ、こう答えました。 「私はそんなこと言ってませんよ。あなたが言ってるんじゃないですか(笑)。でも言ってしまえばフットボールと学業は相容れないものなんです。これは事実です。両方を完璧にこなすということは、フルタイムの仕事を二つ同時にこなすようなものです。」 「大学にはどうしたって似つか
フランチャイズ史上初となるスーパーボウル制覇を成し遂げた後、フィラデルフィア・イーグルスのクオーターバック(QB)ニック・フォールズには他の街でチームトップのQBになるチャンスが提供されていた。イーグルスにも同様に、カーソン・ウェンツの周辺を固めて最強集団を形成するため、プレーオフで英雄となったバックアップQBフォールズをドラフト指名権の資本として利用するチャンスがあった。 それではなぜ、フォールズはリーグナンバーワンのバックアップとしていまだにチームの裏方に徹するのだろうか。これに対する簡潔な答えは、すべての関係者が幸せで、満たされ、2018年にまた同じような経験し、あるいはもっと高いレベルでの成功を収めたいとの強い思いがあるからだ。 現地27日(水)、フォールズは『FOX Sports(フォックス・・スポーツ)』の“First Things First(ファースト・シングス・ファースト
▶スポーツ観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう 3月15日、UCLAで行われた「プロデイ」の後、庄島辰尭(しょうじま・たつあき)はそう話した(※ちなみに、庄島の日本語にはまったく問題はないが、このインタビューは英語で行っている)。そして、NFLへの挑戦を「Once-in-a-lifetime-opportunity(人生一度切りの機会)」であり、「チャンスがあるならば逃したくなかった」と付け加えた。 「プロデイ」とは、NFL入りを目指す選手達がNFLのコーチやスカウトら球団関係者の前で、自らの身体能力はスキル(ヘルメットやパッドは付けずベンチプレスや垂直跳び、40ヤード走や横の動きの速さを見るシャトルラン、ポジションによってはハンドスキルドリル等を行う)を披露する場で、ドラフト候補者がいる学校を中心に全米の各所で行われる。今回、UCLAにはジョシュ・ローゼンという来月
なぜ大学のアメフト部が60億も“稼げる”のか? 河田剛氏に聞く米国カレッジスポーツ驚異の構造 vol.1 2017/2/26 7:00 新川諒 すべてが桁違いのアメリカンスポーツ産業のダイナミズムは、アマチュアの大学スポーツにおいても際立っている。スタンフォード大学アメリカンフットボールチームでオフェンシブ・アシスタントを務める河田剛氏に、米国のカレッジスポーツの儲かり続ける「夢のビジネスモデル」についてお話をうかがった。 文=新川諒、写真=新井賢一 4億7千万円を稼ぐスタンフォード大学のヘッドコーチ スタンフォード大学のアメリカンフットボールの指揮を執るデビッド・ショーは年俸410万ドル(約4億7200万円)を稼いでいる。日本のプロ野球でも得ることはない年俸を稼ぐ河田の上司だが、それでも大学アメリカンフットボールのヘッドコーチの中では19位に過ぎない(USAトゥディのランキングより)。
根っからのアメリカンフットボール好きとして、試合がない3月のこの時期でも、自宅で暇があると米NFLドラフト候補のカレッジフットボール有力選手の情報を調べる。 以前と違うのは、youtubeなど動画投稿サイトの発達だ。有力選手の1試合分のプレーだけを抽出したダイジェスト映像が簡単に見られるようになった。 上位指名候補ともなるとそういった動画が多数あり、夜更けまで見入ってしまう。NFL選手と変わらない鍛えられた肉体の持ち主たちが、走り、跳び、捕球し、タックルする。圧倒的な迫力に、彼らがほとんど、まだ20~22歳の大学生だという事実を忘れがちだ。 実際、彼らの年齢は、甲子園ボウルや関西学生リーグ、関東学生トップ8やビッグ8で戦っている日本の学生選手とほぼ一緒なのだ。もちろん、本場のプロを狙うNCAAトップ級選手と、日本の学生とでは体格も技量も違いすぎるから、彼我の差を感じるのは当たり前かもしれな
<前編:アロハスタジアムに旋風を – 伊藤玄太(ハワイ大学)> 2013年10月、伊藤玄太は渡米した。 「アメリカでフットボールがしてみたい」 伊藤の中でわきあがる気持ちが、背中を押した。翌年、2年制公立大学であるサンタモニカカレッジに入学して、フットボール選手としての挑戦を本格的にスタートさせた。ここ数年、レベルはさまざまだが、米国でフットボールをプレーする選手は確実に増えている。彼らの多くと異なるのが、伊藤はNFLを目指していないということだ。「NFLのこと、あまり知らないんです。選手も分からない。僕はカレッジのファンで、アメリカの大学でフットボールがプレーしたいだけなんです」と伊藤は語る。米国でも多くの選手がそうであるように、伊藤はジュニアカレッジ(短大)からNCAA1部の大学への編入を目指すルートを選んだ。 167センチ、58キロ。高校2年時の伊藤の体格は一般人の平均体重と変わらな
レイダースがまたオークランドを去り、眠らない街ラスベガスへと向かう。 NFL各チームのオーナーが現地27日(月)、年次リーグ会議の中でレイダースのラスベガス移転を承認。31対1で大多数が賛成の投票となり、マイアミ・ドルフィンズのオーナー、スティーブン・ロスが唯一の反対票を投じた。 何年も前からオークランドにスタジアムの新設を望んでいたオークランド・レイダースのオーナー、マーク・デービスの願いは叶わなかった。この失敗からチームがオークランド以外の土地に目を向けた結果、最終的にネバダ州が新スタジアム建設のために7億5,000万ドル(約830億円)の公的融資を承認したことでラスベガスが候補地となった。17億ドル(約1,880億円)の屋根付きドームで行われることになるレイダースの試合にはもう、『The Autumn Wind(ザ・オータム・ウインド/秋の風)』(レイダースのテーマソング)が吹き抜け
2017/11/18:DAZN、Jリーグ中継でカラーバー表示編を追加 ※これまでのあらすじ https://jets94.com/22819/ ※この記事の続編は以下の記事に GAORA を失った NFLファンの間で話題騒然のネットスポーツ配信サービスDAZN(ダ・ゾーン)。 1ヶ月間はお試し視聴無料なので、おそらく多くのNFLファンは9月を待ってからお試し視聴をしようと考えてると思いますが、既に NFL GAME PASS に契約してる私にとって、どーでもいい話。 ネット上の情報からでは、放送スケジュールや、どこまで放送するかが明確でない DAZN の真意を追求すべく契約してみました。 プレシーズンは見れるのか? 私が今回もっとも知りたい事は、DAZN は NFLのプレシーズンゲームも見れるのか?という事です。 早速、DAZN の入会画面から氏名と、メールアドレス、パスワード、クレジット
1990年代から2000年代前半にかけて、急成長するIT(情報技術)産業をリードしてきた米マイクロソフト社。近年は、その地位を米アップル社や米グーグル社に奪われ、存在感が薄れていることは否定できない。そんな同社がイメージを回復するために賭けたのが、全米で圧倒的な人気を誇る米プロ・アメリカンフットボールNFLだ。 2013年6月、マイクロソフト社はNFLと5年間の新たなパートナーシップ契約を結んだことを明らかにした。推定契約料が総額4億ドル(約424億円)という大型契約だ。以降、マイクロソフト社は公式スポンサーとして精力的な活動を続けている。 この契約発表は同社のゲームコンソール「Xbox One」の発表に併せて行われており、実際Xbox Oneのネットワーク機能を利用してNFLの映像配信サービスなどが実施されている。しかし、ゲームコンソール業種での同社のスポンサー契約は旧世代のXboxを販
カレッジ・フットボールの春シーズンは「スプリング・ゲーム」と呼ばれる紅白戦で幕を閉じる。 学業とスポーツの両立を掲げるNCAA(全米大学体育協会)はNFL以上にルールが厳しく、練習の回数も決められている。試合が始まる秋シーズンへの準備段階である春は、チーム練習が15回までと制限されており、フィールドに倒すタックルやフルスピードでのブロックが許される「ライブ・コンタクト」を含む練習は半分の8回以内と定められている。 各大学は春シーズンの仕上げとして、ファンに練習や紅白戦を公開する「スプリング・ゲーム」を行い、オハイオ州立大学やアラバマ大学のような人気校になると「紅白戦」でも10万人近いファンが詰めかける。 日本人選手の庄島“ジオ”辰尭(しょうじま・たつあき)が所属するUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)ブルーインズも4月23日にキャンパス内にあるドレイク・フィールドでスプリング
2012年9月、日本のアメリカンフットボール関係者にとっては少なからずショックな出来事が起きた。NFL の日本法人であるNFL JAPAN株式会社の解散が発表されたのだ。16年間にわたって代表を務め、現在はNFLの日本コンサルタントとして活動する町田光さん(56)に、これまでの取り組みと今後の展望について話を聞いた。 ▽「町田リポート」とNFL JAPANの設立 1995年、就職情報会社の新規事業部門に勤務していた町田さんに、特命が下された。「アメリカンフットボールがなぜ日本で人気が出ないか調べてほしい」。アメリカンフットボールの経験はおろか、見たこともない競技だったが、町田さんは1週間かけて研究しリポートを提出した。人間ドラマをスポーツに投影する日本人の国民性と、規律や合理性が前面に出るアメリカンフットボールの競技性に焦点を当てた内容だった。 96年、NFL のインターナショナル部
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