BMWグループは、現地時間(以下、現地時間)29日、プレスリリースを通じて2009年シーズン終了後はF1活動を継続しないことを発表した。 BMWは28日に取締役会を開き、モータースポーツ活動の再構築に関する決断を下した。F1活動に投じてきた資源は、今後、新駆動技術の開発などに転用される。他のモータースポーツ活動は継続する予定。 BMWザウバーF1チームを率いる、BMWモータースポーツ・ディレクターのマリオ・タイセン氏は「もちろん、我々ヒンウィルとミュンヘンの従業員は全員、この野心的な活動を続け、今シーズンは成功した3年間の後の一時的なつまづきであることを証明したいと思っていた。しかし、私は企業的な側面からなぜこの決断が下されたかを理解できる。今後、我々は残りのレースにしっかりと集中し、我々の闘争心を示し、F1レースに別れを告げられるようないい結果を残したい」と心境を語っていた。