2019年7月に京都市伏見区の京都アニメーション第1スタジオが放火され、36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件から2年となった18日、事件発生時刻の午前10時半からスタジオ跡地で犠牲者を悼む追悼式が始まった。遺族らが参列し、理不尽に命を奪われたクリエーターたちの冥福を祈った。 京アニの八田英明社長は追悼式に先立ち、「事件から何日過ぎようと心が安らぐ日はありません。心から一人一人の皆さんに哀悼の誠をささげます」とのコメントを出した。 京アニは18日午前10時半、ファン向けの追悼映像をユーチューブ公式チャンネルで公開した。終日視聴できる。 事件は19年7月18日午前10時半ごろに発生。3階建て延べ約690平方メートルが全焼し、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った。京都府警は20年5月、スタジオ内にガソリンをまいて放火したとして、自らも重いやけどを負って入院していた青葉真司被告(43)を殺
