中国流行語、世相映す AIや過重労働、高齢化 時事通信 外信部2024年12月23日07時05分配信 【北京時事】中国の言語学雑誌「咬文嚼字」が今月、恒例となっている今年の「十大流行語」を発表した。人工知能(AI)や過重労働、高齢化社会を象徴する言葉のほか、外国人ブロガーが使い始めたフレーズなど、多様な世相を反映する内容となった。 中国、学生20万人超が夜間サイクリング 「肉まん食べよう」合言葉、当局が規制 十大流行語のうち三つは、最先端技術に関係する言葉が占めた。デジタルとAIの融合を示す「数智化」、AIの最適な活用を目指す「智能向善」などだ。 中国政府がビザ免除で外国人観光客の誘致を進める中、米国人ブロガーが中国各地を巡る動画で使った言葉「city不city」(ここは都会か田舎か)は、SNSを通じて拡散。観光地だけでなく、買い物や服装など「これはイケてる?」といった意味で幅広く使われる