JAL(日本航空)は、機体の表面を“サメ肌”のような形にする「リブレット形状塗膜」を施した飛行機を、世界で初めて国際線に導入すると発表した。
2029年4月13日に地球のすぐ側を通り過ぎるとされている直径約340mの小惑星「Apophis(アポフィス)」。その探査計画が日本でも立ち上がった。 千葉工業大学惑星探査研究センター(千葉県習志野市)と情報通信企業のロフトワーク(東京都渋谷区)、世界中に拠点を持つクリエイティブコミュニティFabCafeの三者は1月8日、初の産学国際連携による小惑星探査プロジェクト「Project Apophis」の始動を発表した。アポフィスの地球最接近を前に、探査機による観測ミッションを行う計画だ。 三者は年内にコンソーシアムを立ち下げ、観測ミッション実施に向けた資金調達を行う。28年をめどに観測衛星を打ち上げ、29年にはアポフィスの観測を始める予定だ。観測情報発信のためのWebサイト公開や広報活動としてのイベント開催なども予定している。 プラネタリーディフェンスの試金石に アポフィスは、地球軌道の側か
MIXIが新しいSNS「mixi2」のサービスをスタートさせたのは、2024年12月16日であった。通常は新サービスをはじめる場合、メディアに記事にして欲しいはずなので、メディア向けに公開前に情報解禁日を指定したプレスリリースを送り、サービス開始と共に一斉にメディアにニュースが載るというのが普通だ。だがmixi2に関しては、事前のプレスリリースは出なかったようだ。 App StoreとGoogle Playで専用アプリが公開されただけという静かなスタートで、まずXやFacebookで招待リンクが出回りはじめた。筆者が知ったのは当日の15時頃である。早速ログインしてみると、ネット系ライターやネットの著名人など、SNSに貼り付ける仕事の人達が大挙して押し寄せている最中だった。 各メディアからニュースが出たのは午後5時頃だ。MIXIがリリースした本物なのか、確認していたのだろう。そこから夜にかけ
コラム 駅・再開発 品川駅のホーム地平化など 京急 新馬場駅~泉岳寺駅間の連続立体交差事業の2025年初めの進捗状況 広域品川圏で続く改良工事 前回に続き、広域品川圏で進められている開発事業などの、年末~2025年の年始にかけての様子をご紹介します。 京急の連続立体交差事業 品川駅周辺で行われている再開発・工事などで、進捗が目に見えてきたのが、京浜急行電鉄本線の新馬場駅~泉岳寺駅間の連続立体交差事業です。2025年の年始の時点では、下写真の様に、高架の周囲に囲いが出来て、並行して走る国道15号線の車線変更などが行われています 新馬場駅~北品川駅間 線路東側の国道15号線沿いから 京急本線では、新馬場駅~泉岳寺駅間の約1.7kmの区間の踏切を除却して踏切での交通渋滞を解消するため連続立体交差事業と、現在2階にあるホームを地上階に移す品川駅地平化事業が行われており、2029年度末までの完成を目
トランプ次期大統領は、1月7日、私邸「マール・ア・ラーゴ」の記者会見で、「グリーンランド獲得に軍事力行使も排除しない」との発言を行い、国際社会に衝撃を与えた。以前からグリーンランドを獲得するといった発言をしているが、私はこれを半ば冗談として受け止めてきた。だが、そうでもないようだ。具体的にどのようにグリーンランドを獲得するかより、その意味合いを考慮すべきだろう。 このトランプ氏の発言は北極圏問題の表面的な理解に基づいた批判を招いたが、実際には深い地政学的背景がある。まず、グリーンランドは世界有数のレアアース資源を有しており、軍事戦略的にも重要な位置にある。レアアースは、先端技術産業に不可欠な資源であり、電気自動車、スマートフォン、軍事兵器などの生産に使用されている。そのため、レアアースの確保は国家安全保障の観点から重要な課題である。加えて、グリーンランドには米国宇宙軍のピツフィク基地が存在
現代の社会においてSNS(ソーシャル・ネットワーキング)は、「正しさ」を競い合う巨大な闘技場と化してきた。ある社会問題について「意見」を述べると、即座に賛否両論が飛び交い、それぞれの陣営が「正しさ」を独占しようと激しい論争を繰り広げる。しかしそれらは最初から、まるで予約チケットのように席が決まっているのだ。環境政策をめぐる議論では、「規制強化」か「経済活動の自由」かの二者択一を迫られ、その中間的な立場や別の観点からの提案は、まるで存在しないかのように無視される。教育改革に関する議論でも同様の構図が見られる。「詰め込み教育」対「ゆとり教育」、「STEAM教育推進」対「人文教育重視」といった具合に、複雑な教育の問題がアプリオリに単純な二項対立に還元されている。 厄介なのは、このような状況下では、慎重な判断を示そうとする発言者に対して「立場を明確にしない卑怯者」「問題から逃げている」といったレッ
今年の紅白歌合戦B'z→藤井風→三山ひろし(けん玉)の流れがヤバすぎて、まだ2024年にいます。 今回の紅白は本当にヤバく、からだダンダン体操を完璧に踊るパパになった有吉弘行、パプリカ暴走ゴートNumber i平野紫耀、グルーヴ狂いVaundy、縦歌詞への異常なこだわりを見せる椎名林檎、異常舌&異常指Creepy Nuts、北海道民の最後の希望GLAY、序盤の志摩みたいな顔つきの星野源、人間離れした声量と毛量のアルパカ玉置浩二、もはや紅白の概念を超越した米津玄師、洗顔ネットみたいなドレスを纏った歌が上手すぎるMISIA、ペガサスみたいな珍妙ギターを弾き狂うTHE ALFEE高見沢俊彦、有吉がお辞儀するたび後ろでずっと見切れてるTHE ALFEE桜井賢…と、見どころだらけ。神回と言っても差し支えがありませんでした。 22時。ついに紅白の場に初登場したB'z。なにを隠そう、現・朝ドラ『おむすび
知っているとタメになるカメラ関連情報をお伝えする連載「曽根原ラボ」。第16回で取り上げるのは、AFレンズに搭載されている「AFモーター」の種類と特性についてです。 AFモーターには、AFのシステムが誕生してから今に至るまで、実にさまざまな種類が採用されてきました。古くはカメラボディ側にモーターを持つ方式もありましたが、ミラーレスカメラが一般的となった現在は、レンズ側にAFモーターを搭載することがほとんど。なかでも現在主流なのが「ステッピングモーター」と「リニアモーター」の2種類です。 今回はそんな主流2種のAFモーターについて解説してみたいと思います。 左はタムロンのステッピングモーターである「RXD」。右はタムロンのリニアモーターである「VXD」。今回はタムロンのレンズを使ってAFモーターの違いを紹介します TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Mo
大規模言語モデルの進化は目覚ましく、新しいモデルが次々と登場する中、Gemini 2.0シリーズに注目しています。 上記記事を出してから私は1年弱ほど、Claude 3.5をメイン使用してきました。Claudeは「いいヤツ」で個人的にも愛着があったのですが、後ろ髪を引かれつつ最近Geminiに乗り換えました。(Claude 3.5Opusが出たらまた戻るかもしれません) このポストでたくさんの方から共感の声をいただいたのだが、自分でも確かにClaudeの方が性格がいいと思う。 その点に関してClaudeに聞いてみると、 「その他のAIモデルとの比較について、私の視点からコメントをさせていただくのは適切ではないと考えています。」 と返ってきた。 やはり性格がいい。 https://t.co/Ozxpp8yunW — K.Ishi@生成AIの産業応用 (@K_Ishi_AI) December
このブログは20年以上にもわたり雑多な話題を扱ってきたが、それで一つの経糸として、まだ当時メディアが黙殺していたダルフール危機からスーダンの問題を扱ってきた。2024年の年末にあたり、その原点回帰としてまとめておきたい。ダルフール地域を含め、スーダンは、長い間、政治的不安定性や民族間の緊張、資源を巡る争いに悩まされてきたが、この国の現在の危機を理解するためには、歴史的な背景と最近の出来事を整理する必要があるからである。 1989年、オマル・アル=バシールが軍事クーデターによって政権を掌握して以来、スーダンは独裁的な統治の下で大きな変動を経験した。バシール政権下では、南北スーダンの対立やダルフール紛争と呼ばれる虐殺が激化した。特にダルフールでは、民族間の対立が政府支援の民兵組織によってエスカレートし、重大な人道危機が発生したが国際社会は長く黙殺していた。この期間、国内の資源分配の不平等や経済
皆さんは「校正」「校閲」という言葉をご存知だろうか。 両方とも文章の誤りを正すことだが、「校正」は主に漢字や表記などの誤り、「校閲」は内容の誤りのこと。新聞社や出版社にはこれらを専門とする人が存在する。 先日Xでは、その「校正・校閲」に関する本が話題に上がっていた。その名も 『えんぴつ1本ですごい変な文章を見抜いて国語力を上げる本』(JTBパブリッシング、1100円)。 Amazon.co.jpより 本書は、誤りを含んだ文章が問題として用意されており、その文中から漢字や使い方が誤っている箇所を探しだすというもの。校正・校閲の仕事を疑似体験できる国語ドリルなのだ。 このドリルが2024年11月に発売して以来好評を博しているようで、12月には重版している。帯にも「たちまち重版」と書いてあった。 編集者が好きな言葉ベスト3(たぶん)「重版」 この本を見た当初は「小学生からチャレンジ」とも書かれて
SF小説『三体』が、アニメ監督の河森正治さんによってアニメ化される可能性が高まっている。 河森正治さんは12月19日、『三体』のIPを管理する三体宇宙を訪問した写真を自身のSNSに投稿。 三体宇宙の受付で『三体』の単行本を携えた写真と共に、「近々大きな発表を皆さんにお知らせする予定ですので、お楽しみに!」とコメントしている。 CreateAl社『三体』長編アニメ映画化とゲーム化を発表河森正治さんといえば、「マクロス」シリーズや「アクエリオン」シリーズなどで知られるアニメ監督。 『超時空要塞マクロス』のVF-1 バルキリーや『交響詩篇エウレカセブン』のLFOなど、印象的なメカニックデザインも手がけている。 『三体』のアニメ化を巡っては8月、生成AIを用いたメディア事業を展開するCreateAl社(旧Tusimple)とアニメ制作会社の上海三体動漫が共同で、アニメやビデオゲームを制作すると報じ
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