岩下の新生姜ミュージアムでグッズ売り上げ1位を独走してきた「岩下の新生姜ペンライト」。同館の認知度アップにも貢献したが、今月、販売中止となった。 岩下和了社長は販売中止の理由を、女性アイドルがファンからペンライトを使って嫌がらせを受けたこととし、「もともとは販促グッズの一つ。それで人が傷ついてしまった」と肩を落とす。発売後、奇抜な形が受け、インターネットを中心に大きな反響を呼んだ。中には「卑猥(ひわい)だ」とする声もあり、「楽しんでもらえるのはよかったが、食品会社として、卑猥なものとイメージがつくことも望ましくなかった」。 今回の判断について、岩下社長は「表現は自由であるべきだと思いますが、企業活動は世の中を幸せにするものと考えているので、大事なお客さまが傷つけられないように中止の判断に至りました」と話し、「また考えて、バカやります」と笑った。
