日本共産党が政局の“要”になりつつある。昨夏の参議院選挙で“野党共闘”が行われ、共産党など4野党は32の一人区で11議席を獲得。今年1月の共産党大会では、民進党や自由党など他党から登壇者を招くなど連携を積極的に打ち出し、政権交代を視野に野党による連合政権構想を掲げた。だが、安全保障をはじめ、基本政策の違いから、民進党ら他党との本格的な連携の実現に疑問をもつ向きも少なくない。果たして共産党は野党共闘にどこまで本気で取り組み、政権獲得にどこまで本気なのか。志位和夫委員長に尋ねた。(ジャーナリスト・森健/Yahoo!ニュース編集部)