去年10月から12月までのGDP=国内総生産の改定値は、企業の設備投資や個人消費の伸びが縮小したことなどから、実質の伸び率が年率でプラス0.7%となり、先月の速報段階から0.3ポイント下方修正されました。 内閣府が10日発表した去年10月から12月までのGDP=国内総生産の改定値によりますと、物価の変動を除いた実質の伸び率は、前の3か月と比べてプラス0.2%と5期連続のプラスとなりました。 年率に換算すると、プラス0.7%となり、先月、発表された速報値の1.0%から0.3ポイント下方修正されました。 これは、最新の統計データを反映した結果、速報段階ではプラス1.3%だった「企業の設備投資」が非製造業で伸び悩んだことなどからプラス0.8%にとどまったことに加え、「個人消費」の伸びもプラス0.5%からプラス0.4%に縮小したことなどによるものです。 このほかの主な項目を見ますと、「住宅投資」は