全米の大学非常勤講師をインタビューするプロジェクト、”the Adjunct Project”から見えてきたもの クリス・ラブリーさんとデブラ・レイ・スコットさんは2012年、アメリカ全土の非常勤講師たちをインタビューしていくプロジェクト、その名も”the Adjunct Project”を立ち上げました。2人は講師たちをインタビューしていくにつれ、彼らの中にホームレス、またはホームレスぎりぎりの生活を送る人が多くいる事実を知って愕然とします。 ある非常勤講師は困窮から普通のアパートの家賃が払えず物置に住んでいました。黒人研究/黒人文学の博士号を持つ講師はフィラデルフィアのホームレスシェルターにて生活を送っています。そして芸術学の博士号を持つカルフォルニアの非常勤講師は極度の貧困により何か月も家賃が払えず、現在、夜は路上で暮らしながら講師を続けています。 同じくサービス従業員国際労働組合(