正直ちゃんと読めてないんで怪しいところではありますが ・現在の真空は,初期宇宙の真空(エネルギーが高い,偽の真空)が自発的な対称性の破れによる相転移を起こした結果. ・この相転移の結果,偽の真空よりエネルギーが低くなっている(偽の真空の状態に戻るには,ある障壁を超えるエネルギーが必要). ・この障壁の高さは,ヒッグス粒子の質量などから計算可能. ・先日のBICEP2による結果(原始重力波っぽいものの検出)が正しいとすると,インフレーションを起こすインフラトン場の量子揺らぎの大きさが見積れる. ・見積ると,インフラトン場の揺らぎから生じるエネルギーは前述の障壁を超えてしまうほど大きい. ・ということは,インフラトン場の揺らぎによって今の真空は破壊され,元の状態に戻ったりまた相転移したりを繰り返しちゃうんじゃないの? という問題があるようです(多分).で,これを解決するのにヒッグス側の特徴をい