水中でうごめく緑の触手。ある意味ホラーだ。 実はこれ、硬い骨格(一般にサンゴと呼ばれる部分)を形成するとても小さな刺胞動物、サンゴのポリプが食べ物を探しているところだという。 夜な夜な長い触手を伸ばし、石のような骨格を広げながらプランクトンを食べるポリプたち。「サンゴの本体」とも称される彼らの成長をとらえたタイムラプス映像が話題になっている。 Time lapse of staghorn hard coral growth 骨格を拡張しながら育つサンゴのポリプ この映像は自然史カメラマンであるピーター・カラさんが、カリフォルニア州サンディエゴの水族館で、硬い骨格を拡張しながら餌を食べて育つポリプの様子をとらえたもの。 この画像を大きなサイズで見るimage credit:youtube このサンゴはイシサンゴ目ミドリイシ科アクロポラ属のシカツノサンゴ(またはツノサンゴ)だ。その硬い骨格はポ
