筑摩書房はこのほど、責任販売企画第2弾として、『幕末 写真の時代』の第2版を、「買切り・時限再販本」に指定し、書店からの注文受付を開始した。 同書は1994年に発売された第1版に、重要文化財指定を受けた写真10点に解説を付し、新たに発見された写真も追加するなど内容をリニューアルしたもの。第1版(本体1万円)は初版3000部で発行し、累計6刷・1万5000部まで売れた。第2版はA4変型判・上製・312頁・本体1万2000円で、発売は3月15日を予定している。 取引条件は、書店マージン40%で、買切り扱いとし、今年8月末までを再販期間に設定した。時限再販を適用するのは、書店の買切りリスクを軽減するためのもの。書店の見込みが外れて売れ残った場合でも、値下げして商品を売り切れるようにと配慮した。また、初回注文に限って、支払いは3カ月延勘となる。 同社営業局では、すでに主要書店に案内チラシを送付し、