9月17日に都内で行われた記者懇親会において言及したもので、挨拶の途中に背広の内ポケットから5.5型液晶を搭載した電子書籍の試作機を取り出し以下のように語った。 「単に新しいデバイスを投入するだけでなく、プラットフォーム上で多くのパートナーが参画できるビジネスモデルとしての提案を行うものになる。次世代XDMFにより、多くのパートナーが魅力的なコンテンツを提供できるだろう」 「発売時期については年内にも国内での投入を見込んでいるが、価格などについては27日の会見で明らかにする」 さらに、「日本の携帯電話はガラパゴスケータイなどと比喩されているが、シャープはこのビジネスを、世界に通用するビジネスモデルへと育てていきたい」と意欲をみせた。 シャープは7月20日の会見で、次世代XMDFフォーマットを採用した電子書籍市場への取り組みに関して説明している。その正式な発表がいよいよ今月実施される見込みだ