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ブックマーク / diamond.jp (39)

  • ゴーンに惨敗した日本、森法相の大失言が世界に印象付けた「自白強要文化」

    くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事

    ゴーンに惨敗した日本、森法相の大失言が世界に印象付けた「自白強要文化」
  • 右派論壇の一時の勢いに陰り、慰安婦訴訟で「訂正」相次ぐ | 山田厚史の「世界かわら版」 | ダイヤモンド・オンライン

    やまだ・あつし/1971年朝日新聞入社。青森・千葉支局員を経て経済記者。大蔵省、外務省、自動車業界、金融証券業界など担当。ロンドン特派員として東欧の市場経済化、EC市場統合などを取材、93年から編集委員。ハーバード大学ニーマンフェロー。朝日新聞特別編集委員(経済担当)として大蔵行政や金融業界の体質を問う記事を執筆。2000年からバンコク特派員。2012年からフリージャーナリスト。CS放送「朝日ニュースター」で、「パックインジャーナル」のコメンテーターなどを務める。 山田厚史の「世界かわら版」 元朝日新聞編集員で、反骨のジャーナリスト山田厚史が、世界中で起こる政治・経済の森羅万象に鋭く切り込む。その独自の視点で、強者の論理の欺瞞や矛盾、市場原理の裏に潜む冷徹な打算を解き明かします。 バックナンバー一覧 旧日軍による強制はあったのか――。従軍慰安婦を巡る論争は、いま法廷に舞台を移している。

    右派論壇の一時の勢いに陰り、慰安婦訴訟で「訂正」相次ぐ | 山田厚史の「世界かわら版」 | ダイヤモンド・オンライン
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    worris 2018/10/02
  • 日本の「リベラルの弱点」とは

    評論家、TBSラジオ『Session-22』メインパーソナリティ。 1981年生まれ。メディア論を中心に、政治経済、社会問題、文化現象まで幅広く論じる。IT企業勤務を経て、芹沢一也、飯田泰之と共に株式会社「シノドス」を設立。シノドスプランナー 兼 メールマガジン「αシノドス」編集長。同社には社会哲学者の橋努、政治学者の吉田徹、経済学者の安田洋祐もアドバイザーとして参加している。2013年4月よりTBSラジオにて平日帯番組『Session-22』のメインパーソナリティを務める。著書『ウェブ炎上』『ネットいじめ』『僕らはいつまで「ダメ出し社会」を続けるのか』『彼女たちの売春』など。 荻上チキ・日の大問題 TBSラジオ『Session-22』でパーソナリティを務め、日々、日の課題に向き合い続けてきた荻上チキによる新刊『日の大問題』が7月19日に刊行された。【経済】【政治】【外交】【治安】

    日本の「リベラルの弱点」とは
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    worris 2018/08/01
  • 音楽教室にまで徴収対象を広げたJASRACは悪者か?

    なかお しんじ/アスキー(現KADOKAWA)、オライリー・ジャパンの技術書籍の企画・編集を経て独立。現在はWebメディアを中心に取材・執筆活動を展開。インターネットは、商用解放される前の学術ネットワークの時代から使っている。エレクトロニクス、コンピュータのバックグラウンドを活かし、セキュリティ、オートモーティブ、教育関係と幅広いメディアをカバーする。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 7月10日、JASRAC(日音楽著作権協会)が音楽教室に対し、レッスンに使用している楽曲の著作権(演奏権)使用料の徴収を始めたというニュースが流れた。このニュースに対して、ネット系ニュースサイトやSNSでは否定的な意見が多く出された。 JASRACの発表に対して、ネット界隈が噛み

    音楽教室にまで徴収対象を広げたJASRACは悪者か?
  • 神社本庁で不可解な不動産取引、刑事告訴も飛び出す大騒動勃発

    瓦解する神社 全国8万社の神社を管理・指導する「神社庁」が揺れている。一部の幹部たちによる世俗的な“悪事”が取り沙汰され、組織内部はもちろん、傘下神社などからも反発の声が上がっているのだ。世間では安倍政権と密接な関係にある「神道政治連盟」との距離感も囁かれる。神社の権力中枢で何が起きているのか。事態の推移次第では神社界が瓦解しかねない。 バックナンバー一覧 大半の国民にとって神社と言えば、初詣や七五三、結婚式など人生の節目、節目で神に祈りを捧げる場だ。ところが、そんな明鏡止水の場の裏側で今、ある不可解な不動産取引をめぐって大騒動が起きている。特集「瓦解する神社」第1回ではその実態に迫る。(週刊ダイヤモンド編集部・ダイヤモンドオンライン編集部  『瓦解する神社』取材班) 「神社界の “中枢”にいる全員が疑心暗鬼に陥っている。誰が敵で、誰が味方なのか分からない」──。 日最大の信者数を誇る

    神社本庁で不可解な不動産取引、刑事告訴も飛び出す大騒動勃発
  • あえて大晦日に書店で新刊発売、出版業界の若手が企画

    ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 今年は出版社でいきいきと働く女性の姿を描いた「重版出来!」や「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」のテレビドラマが話題となったが、出版業界の現役若手社員たちも負けてはいない。新商品が店頭に並ばない年末年始の書店を盛り上げようと、各出版社や出版取次会社(出版社と書店をつなぐ流通業者)の30~40代の若手が、所属する企業の垣根を越えたキャンペーンを企画した。 実は出版業界にとって年末年始とは、完全に“オフ”の期間だった。週刊誌は合併号を発行するのが通例だし、制作部門はもちろん出版流通や出版社の営業も休みに入るため、他の小売業のように新年

    あえて大晦日に書店で新刊発売、出版業界の若手が企画
  • 安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(上)

    DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 美しい日の再建と誇りある国造りのために、政策提言と国民運動を推進する──。「日会議」という保守系の民間団体がある。安倍晋三内閣と極めて近い関係にあることで注目を浴びている組織だ。 実に、現在の安倍内閣の主要閣僚19人中15人と約8割が日会議のメンバーであり、昨年夏の安保法制を合憲とした3人の憲法学者をはじめ、安倍政権の周辺のさまざまな団体・人脈が、日会議関係者で構成されているのだ。 まさに政権と一体化したかのような勢力を持つ日会議とはいかなる来歴を持ち、どんな構造の中で、何を目指しているのか。まさに、今の日の「右傾化」の淵源というべき、この団体の実態を詳らかにした『日会議の研究』(扶桑社新書)が話題を呼んでいる。 発

    安倍政権を支える右翼組織「日本会議」の行動原理(上)
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    worris 2016/05/20
  • 地方書店はこうして生き返る!現役書店社長が描いた再生物語

    こじま・しゅんいち 1957年福岡県生まれ。明治大学政治経済学部卒業後、1982年に東京出版販売(現トーハン)入社。2005年に経営企画室長として「王様の」に出向するも経営再建ならず。その後、トーハン執行役員近畿支社長、九州支社長を経て、2013年、明屋書店社長に就任。経営再建を果たして現在に至る。中小企業診断士・産業カウンセラーの資格も持つ。 Photo by Toshiaki Usami もともと私は出版取次大手トーハンの人間です。地方書店の経営者とお会いすることが多かったのですが、中には決算書の読めない経営者も少なくありませんでした。 そのため、銀行とはかなり不利な交渉をしているように感じていました。担保となる資産があれば別ですが、書店の経営環境が厳しい今の時代、書店が単に「お金を貸してくれ」と頼んでも、銀行は首を縦に振らないでしょう。 とはいえ、決算書の読み方に関するは世の中に

    地方書店はこうして生き返る!現役書店社長が描いた再生物語
  • 村上春樹エッセイ“買い占め”の狙いと成否は?

    『週刊ダイヤモンド』特別レポート ダイヤモンド編集部による取材レポートと編集部厳選の特別寄稿を掲載。『週刊ダイヤモンド』と連動した様々なテーマで、経済・世相の「いま」を掘り下げていきます。 バックナンバー一覧 紀伊國屋書店は9月10日刊行の村上春樹さんの自伝的エッセイ「職業としての小説家」の初版の9割を買い切った。売れ残りリスクを引き受けてでも、書店の利益率を高めるこの取り組みは、返品できることを前提とした委託販売が主流の出版業界に一石を投じるものだ。同書店の経営戦略と出版業界の課題について、『週刊ダイヤモンド』10月17日号の特集『「読書を」を極める!』に掲載した高井昌史・紀伊國屋書店社長のインタビュー拡大版をお届けする。 ──が売れない状況が続いています。国内外で大規模な店舗を展開する紀伊國屋書店の経営戦略は。 1964年にできた当社の新宿店には、紀伊國屋ホールや画廊があります。初

    村上春樹エッセイ“買い占め”の狙いと成否は?
  • 雑誌のプロたちが仕掛ける、訪日客爆買いの舞台裏

    ニュース3面鏡 インターネットの登場以来、以前にもまして巷にはニュースがあふれ返っています。そうしたニュースや出来事の中から、DOL編集部が気になる出来事を厳選し、正面のみならず右から左から、価値あるニュース、楽しいニュースをお届けします。 バックナンバー一覧 東京ウォーカーを上回る 台湾「Japan Walker」の発行部数 訪日外国人数の増加が加速している。日政府観光局(JNTO)によると、2015年1—7月の累計人数は1105万8300人。前年同期比で46.9%も増加した。政府は東京五輪の開催される20年に年間2000万人を目標としているが、早ければ今年にも達成できそうな勢いだ。 東京や大阪など大都市では、中国人観光客がドラッグストアや家電量販店、百貨店などに大挙して訪れる「爆買い」は、日常風景の一部となった。しかし、言葉の壁もあるためか、店舗情報や交通機関情報をもっと簡単に入手し

    雑誌のプロたちが仕掛ける、訪日客爆買いの舞台裏
  • 電子書籍時代を支える、知られざるコンテンツ取次メディアドゥが見いだした出版業界の”スキマ”

    デジライフNAVI 目まぐるしいほどの進化を続けるデジタルの世界。最新の商品やサービスをいち早くキャッチアップし、最先端のトレンドをナビゲーションします。 バックナンバー一覧 アマゾンKindleの端末各種が昨秋に発売され、いよいよ日でも電子書籍が当たり前の選択肢になってきた。いわゆる“再販制度”は、「物」ではなく情報である電子書籍には適用されないという公正取引委員会の見解もあり、商品として紙のとはまったくの別物。ところがそんな電子書籍でも、コンテンツ流通の裏側で“取次”が大きな役割を果たしている。 電子書籍取次として、凸版印刷系のビットウェイ、大日印刷系のモバイルブック・ジェーピーと並んで3社の一角を占めるメディアドゥ。出版社と電子書店との橋渡しがその主たる業務内容だ。 出版社が提供する書籍コンテンツをさまざまなプラットフォームに合わせて配信し、電子書店に対しては出版社との交渉/支

    電子書籍時代を支える、知られざるコンテンツ取次メディアドゥが見いだした出版業界の”スキマ”
  • えっ、海外から電子書籍を買うと消費税ゼロ!?国境超えたデジタル財取引にどう課税するか

    (もりのぶ しげき)法学博士。東京財団上席研究員、政府税制調査会専門家委員会特別委員。1973年京都大学法学部卒業後、大蔵省入省、主税局総務課長、東京税関長、2004年プリンストン大学で教鞭をとり、財務省財務総合研究所長を最後に退官。その間大阪大学教授、東京大学客員教授。主な著書に、『日の税制 何が問題か』(岩波書店)『どうなる?どうする!共通番号』(共著、日経済新聞出版社)『給付つき税額控除』(共著、中央経済社)『抜的税制改革と消費税』(大蔵財務協会)『日が生まれ変わる税制改革』(中公新書)など。 森信茂樹の目覚めよ!納税者 税と社会保障の一体改革は、政治の大テーマとなりつつある。そもそも税・社会保障の形は、国のかたちそのものである。財務省出身で税理論、実務ともに知り抜いた筆者が、独自の視点で、財政、税制、それに関わる政治の動きを、批判的・建設的に評論し、政策提言を行う。 バック

    えっ、海外から電子書籍を買うと消費税ゼロ!?国境超えたデジタル財取引にどう課税するか
  • 広告宣伝は行わず密かに開業した「大人のTSUTAYA」という新業態

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 レンタルソフト店「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は12月5日、東京・代官山に商業施設「代官山T-SITE」をオープンした。約1万2000平方メートルの敷地に、「代官山蔦屋(つたや)書店」を中心として飲店や専門店が立ち並ぶ。 増田宗昭社長の資産管理会社が投資したもので、金額は明らかにしていないが、CCCにとっては「10年に1度の大規模な事業」(関係者)という。 にもかかわらず、オープニングイベントを行わないどころか、対外的な公表もほとんど行っていない。 後述するが、コンセプトは「大人のTSUTAYA」。それゆえ、若者を惹きつける賑わいを排し、メディアなどで人気スポットとして取り

    広告宣伝は行わず密かに開業した「大人のTSUTAYA」という新業態
  • 「Ponta」会員急増で「Tポイント」に肉薄4000万人弱を取り込む共通ポイント競争激化

    inside Enterprise 日々刻々、変化を続ける企業の経営環境。変化の中で各企業が模索する経営戦略とは何か?ダイヤモンド編集部が徹底取材します。 バックナンバー一覧 ひとつのポイントカードを持っていれば、いろいろな店でポイントを貯めたり、使ったりできる企業横断型の共通ポイントプログラム。その共通ポイントといえばカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営する「Tポイント」の独壇場だったが、2010年3月から後発でサービスを開始した「Ponta(ポンタ)」の急追で勢力図が変わってきた。 Tポイントの加盟企業はファミリーマートやドトールコーヒーなど約70社、会員数は約3800万人だが、ポンタは加盟企業39社で会員数3600万人と肉薄している。 ポンタは三菱商事子会社のロイヤリティマーケティング(東京都渋谷区)が運営しており、同じ三菱商事系のローソンのポイント会員約1000万人、

    「Ponta」会員急増で「Tポイント」に肉薄4000万人弱を取り込む共通ポイント競争激化
  • 紀伊國屋書店新宿本店 水上紗央里さん(後編)『もしドラ』が社会的ブームになるのを中から見られたのは幸せです。

    水上 はい。入社して9年目ですが、ずっとここにいます。これだけ異動しないのも珍しいですが、しかもずっと3階のビジネス書売り場なので、売り場も変わったことがないんです。 ――お仕事が楽しくなってきたのはいつ頃からですか? 水上 入社2年目くらいからです。ちょうど丸1年経つと、仕事の流れがわかるようになるんです。前の年の今頃はこういうことやっていたなって、復習しながら、自分なりの工夫を入れて仕事ができるようになっていきました。 だから4月になると入社当時の気持ちを思い出すので、楽しくなりますね。 ――入社された頃ってどういうが売れていましたか? 水上 よく覚えているのは、『海を越える想像力』というが売れていたのをよく覚えています。これはディズニーランドを経営するオリエンタルランド社長の加賀美俊夫さんが書かれたで講談社さんから出版されたでした。 当時、毎日朝礼で、「今日は重版が決まりまし

  • 紀伊國屋書店新宿本店 水上紗央里さん(前編)「ここに来ればある」いつまでもそう思われる書店に

    水上 はい、文学少女というタイプではないですが、も雑誌も新聞も、とにかく活字を読んでいるのが好きです。学生時代もずっと地元の公立図書館でアルバイトしていました。そこが居心地がよくて(笑)。何時間もを整理しててもまったく苦にならなくて。こういう仕事は向いてるかもって思いました。 ――実際に書店に勤めてみて、図書館との違いは大きいですか。 水上 当たり前ですが、書店は商売なんです。だからを触っている時間より接客している時間の方が長いです。学生時代、接客業で働いた経験がなかったので、最初にお客様に接してお金を扱った時は、緊張して緊張して震えました(笑)。 あと、図書館では聞かれたがなくても「いま貸し出し中です」と言えばそれで終わり。でも書店は商売ですから、それでは済みません。そのがもう絶版になっているのか、あるいたまたま品切れなのか、取り寄せできるのか、そして入荷するならいつなのか。

    worris
    worris 2011/05/13
    「「ここに来るとあると思った」と言われるのはとても辛いですが、10年、20年経っても言われ続けなくちゃいけないと思うんです、この店は。」
  • リブロ池袋本店 昼間匠さん(後編) 書店は「読者に届ける最後の場」! 一人でも多くのお客さまに届けるために

    編集者がつくった書籍を、まるで自分のもののように大切に売ってくれる一方で、時に厳しい意見も頂戴します。それも愛情の証。だから多くの編集者が絶大な信頼を置いています。それが、リブロ池袋店のマネジャー、昼間匠(ひるまたくみ)さんです。 後編の今回は、「売れるとは何なのか」「書店とは一体どんな場所であるべきなのか」まで踏み込んだ激論となっています。(前回の記事はこちら) 「何か売れるか」より「そうすれば売れるか」 ――ビジネス書と文芸書では売り方が違いますか?

  • 実はスマホより「ガラケー」のほうが売れている!?いまだ独自の進化を続けるガラパゴス携帯の“底力”

    携帯電話業界は、売場に行っても雑誌を見ても、話題はスマートフォン(スマホ)一色のようだ。全国量販店の実売ベースを集計したBCNランキングによると、今年2月は上位6位までスマホが独占。「日国民総スマホ化」が着々と進んでいるようにも見える。 しかし、よくよく内実を見るとそうでもないらしい。同じBCNランキングでは携帯電話販売台数に占めるスマホの割合も発表しているが、2月は44.3%であり、これまで5割を超えた月はない。つまり、まだ5割以上は日独自の従来型携帯電話、いわゆるガラパゴスケータイ(ガラケー)が占めている。 また、家電量販店だとスマホの売り上げが若干高めに出る傾向があり、携帯電話ショップなどを含めればもっと比率は高いと推測される。全体で見ると、実はスマホよりガラケーのほうが売れているのだ。 では、ガラケーの中でも何が売れ、注目されているのだろうか。BCNランキング(3月7日~13日

  • リブロ池袋本店 昼間匠さん(前編) 何気ない陳列にも工夫あり!

    編集者がつくった書籍を、まるで自分のもののように大切に売ってくれる一方で、時に厳しい意見も頂戴します。それも愛情の証。だから多くの編集者が絶大な信頼を置いています。それが、リブロ池袋店のマネジャー、昼間匠(ひるまたくみ)さんです。前編の今回は、経歴を振り返っていただきながら、読者にを届ける仕事の醍醐味を語ってくれました。 客層の違うお店を経験したことが、 自分の宝 ――リブロ池袋店と言えば、昔の「西武ブックセンター」ですよね。40代以上の読者にとっては、若かりし頃の文化の拠点というイメージのあった書店ですが。 昼間 ええ、年配のお客さまにはそのようによく言っていただきます。当時はいまより大型店も少なかったですし、池袋では断トツの大きな書店でした。いまでは1000坪の書店といってもさほど珍しくないですから、「大きな書店」という位置づけだけで勝負できる時代ではありません。それぞれお店とし

  • 電子書籍の本質は本当に正しく理解されているのか

    きし・ひろゆき/1962年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科教授。経済財政政策担当大臣、総務大臣などの政務秘書官を務めた。現在、エイベックス顧問のほか、総合格闘技団体RIZINの運営などにも携わる。 岸博幸のクリエイティブ国富論 メディアや文化などソフトパワーを総称する「クリエイティブ産業」なる新概念が注目を集めている。その正しい捉え方と実践法を経済政策の論客が説く。 バックナンバー一覧 今週号の週刊ダイヤモンドは「電子書籍入門」という特集を大々的に展開しています。その充実した中身は評価できますが、同時に気になる点もいくつかありましたので、今回はその解説をしたいと思います。 出版文化はどうなるのか この特集を一読して最も強く感じたことは、電子書籍の普及が出版文化にどのような影響を及ぼすのか、という大事な論点についての言及がないということです。入門者向けの解説ですのでやむ