ネット通販が急速に普及するなか、地方銀行を中心にインターネットを使って土日や祝日を含めて24時間、直ちに送金を完了するサービスを導入する動きが広がっています。 こうしたなか、今年度に入って、金融大手の「りそなグループ」のほか、「京都銀行」など少なくとも12の地方銀行は、インターネットを使ってグループ内や同じ銀行内で土日や祝日を含めて原則、24時間直ちに送金が完了するサービスを導入しました。その結果、「りそな」では、夜間や土日などの振り込みの件数が全体の半分以上を占めるようになり、19日からは同様のサービスを個人だけでなく企業にも広げることになりました。りそな銀行の井上知司さんは「ネット通販や家賃の送金などで利用されているとみられ、振り込み件数も増えている。新しい需要も増えると思う」と話しています。 振り込みを巡っては、銀行間で24時間、直ちに送金が完了する新たなシステムを3年後に稼働させる