【ワシントン=住井亨介】肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、米当局は中国からの帰国者らだけでなく、季節性インフルエンザの症状を示す人への新型コロナウイルス検査に乗り出した。新型コロナウイルスの症状は発熱やせきなどで、インフルエンザと見分けがつきにくいためだ。 米疾病対策センター(CDC、本部ジョージア州アトランタ)が14日に発表した。ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル、シカゴ、ニューヨークの公衆衛生当局5カ所でインフルエンザの症状を持つ患者に対して検査を実施し、順次拡大する方針だ。 CDCの試算によると、今シーズンのインフルエンザの感染者数は少なくとも2600万人に上り、1万4千人が死亡したとされる。一方、新型コロナウイルスの米国内感染者は18日までに15人としている。 CDCは米厚生省の下部機関で感染症対策などを担う。新型コロナウイルスをめぐっては、CDCの
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