元勤務先のホテルの予約システムに不正接続したとして、京都府警東山署などは18日、京都市北区鷹峯黒門町、無職居附(いつき)さとみ容疑者(55)を不正アクセス禁止法違反の疑いで逮捕した。 接続時に満室が空室に変わり、それを見て予約を入れた客にホテル側は謝罪や返金などの対応を迫られたといい、府警は偽計業務妨害容疑なども視野に捜査する。 発表では、居附容疑者は4月22日、ホテル従業員に与えられているIDとパスワードを使い、自宅のパソコンからホテルのホームページの予約システムに接続した疑い。容疑を認めている。居附容疑者は3月にホテルを退職。IDとパスワードは社内メールに記録されており、退職後もメールを閲覧できる状態だったという。