「kids these days! vol.2」一部内容紹介第6弾。 今号の取材バンドの選び方は、基本的に“とりあえずブラックボックスに手を突っ込んで掴んだものをいただく”方式。日程的に都合のいい文化祭に出向き、もし面白そうなバンドがいたならオファーをかけている。おかげでJATのような拾い物にも出会えたのだが、とはいえ、運を天に任せてばかりではハズレのみを引き続けるおそれもなくはない。 そこで一部は決め打ち。軽音部連盟の大会などで評価を集める軽音部やバンドを観に行くことも。その一例が本稿のαだ。神奈川の連盟の大会で準グランプリに輝き、その関東大会に進んだバンドだけに誌面充実の保険要因としてはうってつけだ。 そんな下衆な思いを胸に赴いた慶應湘南藤沢高校で観たのは不思議な3人組だった。オルタナティブロックやシューゲイザーを思わせるオリジナル曲を披露しつつ、AFIやMUTEMUTHをカバーする。
