全国有数の公立進学校で、東京大学の合格者も多い埼玉県立浦和高校で、「伝統行事」という名の下に上級生から新入生に対して「恫喝的な校歌指導」がおこなわれている――。そんな情報提供が寄せられた。一体、どのような行事なのか。今でもそんな指導は続いているのか。取材に応じたOBからは「地獄の時間だった」という声まであがった。(ライター・渋井哲也) ●学ラン・ボンタン姿の応援団から「校歌指導」があった 新入生に対する厳しい指導と言えば、ヤンキー校など「荒れている学校」のイメージだが、先述の通り、浦和高校は全国有数の進学校だ。今回、複数の関係者が匿名を条件に筆者の取材に応じる中でもそのギャップに驚いた。 情報を総合すると、校歌指導は、年度によって少し違う方式であるものの、いくつかの点が共通している。 入学式の翌日、新入生はオリエンテーションとして体育館に集められる。館内はカーテンが閉じられて、突然真っ暗に
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