第4回 アイデンティティ管理における「レベル合わせ」 連携アイデンティティ管理を実現するには、「その認証は本当にきちんと行われているか」といった条件を満たし、信頼関係を結ぶことが必要になります(編集部) 日本電信電話株式会社 NTT情報流通プラットフォーム研究所 伊藤 宏樹 2011/4/11 これまで、第1回「『アイデンティティ管理』の周辺事情を整理しよう」では主要なシングルサインオン方式について、第3回「OpenID/SAMLのつなぎ方とその課題」では、Kantara Initiative Concordia Discussion Group(Concordia DG)にて行われていたOpenIDとSAMLとの相互連携ユースケースについて解説しました。 今回から2回にわたり、「サーバ間での信頼構築」の材料の1つとなる「Identity Assurance」(アイデンティティの保証)の考