10月22日、 安倍首相は、福島第1原子力発電所の汚染水は完全にブロックされているとの認識をあらためて示した。写真は1日撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 22日 ロイター] - 安倍晋三首相は、22日午後の衆議院予算委員会で、東京電力<9501.T>福島第1原子力発電所の汚染水は完全にブロックされているとの認識をあらためて示した。 9月の国際オリンピック委員会総会で完全にブロックされていると発言した後、国会などで全体としてコントロールされているとの発言に代わったことについて首相は「基本的に同じだ」とし、「汚染水の影響はブロックされている。健康への被害という意味でも完全にブロックされている。この考え方は変わっていない」と説明。「モニタリングの結果は基準値をはるかに下回る数値しか出ておらず、汚染水の影響は完全にブロックされている」と語った。