ロシアの首都モスクワのロシア現代史博物館で開催中の「NATO 残虐の記録」展で展示されている星条旗とウクライナの車両のナンバープレート(2022年5月5日撮影)。(c)AFP 【5月7日 AFP】負傷した子どもや嘆き悲しむ女性の絵、スピーカーからは戦闘機の飛来音──。ウクライナへの侵攻を続けるロシアの首都モスクワにあるロシア現代史博物館(State Central Museum of Contemporary History of Russia)では現在、北大西洋条約機構(NATO)の「犯罪」をテーマにした展覧会が開催されている。 「NATO 残虐の記録」と銘打った展覧会は、モスクワで行われる旧ソ連の対独戦勝記念日の軍事パレードを9日に控え盛況で、先月上旬の開幕以来、1万4000人が来場したという。 1949年に創設されたNATOの歴史をテーマにした同展では1945年の米国による広島と長崎