こんにちは。武蔵野大学講師の舞田敏彦です。夏休みの最中ですが、学期中にはできない体験を子どもにしてもらおうと、各地でいろいろなイベントが開催されている模様です。その中の一つに、大人の職場に子どもを招くものがあります。中央官庁の「子ども霞が関デー」は有名ですが、社員の子弟を招いて、ママ・パパの仕事姿を見てもらうなんていう企業も多いのではないでしょうか。 狙いは子どもの社会見聞を広めることですが、もっと限定していうと、働く(仕事)とはどういうことかについて、思いを馳せてもらうことにあると思われます。昔なら、こういうことは日常生活の中で自然になされていたのですが、今日ではそうもいかなくなっています。就労モデルの不在。こうした状況に置かれている現代っ子にとって、上記のようなイベントは意義あることといえるでしょう。 就労モデルの不在とは、父母などの身近な他者が額に汗して働く姿を目にする機会がない、と
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