Bluetoothのあらたなコア規格、Bluetooth6.0がBluetooth SIGから発表されました。 https://www.bluetooth.com/core-specification-6-feature-overview/ 一番的には新機能であるBluetooth Channel Soundingという機能で高精度な距離測定ができるということが主たる改良点です。 以前は経路損失計算(RSSI)という受信強度を測る方法で距離を測定していましたが、環境(壁や反射など)要因などによって精度が確保できませんでした。それが今回の新しいBluetooth Channel Soundingでは位相差の測定と送受信の時間計算を合わせることでより精度の向上を果たしました。これは最近Bluetoothが力を入れている物量管理にも関係していると考えられます。 またオーディオ的にはFind My
日本時間9月10にAppleの恒例の発表会があり、iPhone 16/16 Proと共にAirPods 4が発表されました。 AirPods 4ではH2が搭載され、ANC採用のモデルもラインナップされています。カナルタイプではなく、オープンイヤータイプでANCが入ったのはポイントかもしれません。音響部分や装着感にも手が入っています。 なおAirPods Maxはカラバリが増えてUSB-C化されましたが、USB-C化はEU要求で必須ですので最小限度のみということのようです。この辺の匙加減には売り上げも影響しているのかもしれません。 今回注目点はAirPods Pro2に(OTC)補聴器モードが搭載される案内があったことです。国制限がありますが、日本にもこの秋にアップデートで提供されるようです。 Appleでは「聴覚の健康をサポートする体験」と呼んでいますが、これはつまり噂されていたAirPo
これまでこのブログではLUXURY&PRECISIONのスティックDACをいくつか紹介してきました。「W2」,「W2-131」,「W4」,「W4EX」です。 LUXURY&PRECISION(LP楽彼)は中国のオーディオブランドで、はじめはHeadFiなど海外マニアックフォーラムで人気を集めていましたが、2018年からサイラスが国内でも扱いを始めました。 W2UltraとHD800 (液晶にHD800設定が表示されている) 今回紹介するのはW2-131の後継機である「W2Ultra」です。W2-131とDAC構成は同じくシーラスロジック製「CS43131」のデュアルですが内部回路の再設計や特注パーツの新規作成、追加機能などがあります。 まずW2Ultraの特徴はハイパワーを可能にして鳴らしにくいヘッドフォンにも対応したことです。 W2Ultraの製品情報のページはこちらです。 https:
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10月30日に室町三井ホール&カンファレンスにて開催されたBluetooth東京セミナー2024に参加しました。 ここでは様々なAuracast機器が展示、デモされていましたが、そこに先のPhilewebの記事で書いたJBL Tour Pro3を持参して行って実際に使いました。 PhilewebのAuracast記事リンク https://www.phileweb.com/sp/review/column/202410/28/2457.html 会場は手前の部屋が様々なメーカーがBluetooth機器を展示するブースで、奥のホールがセミナー会場です。 「Bluetooth最新情報:技術発展とAuracastの普及に関するハイライト」というセミナーではBluetooth SIG APAC&中国担当 シニアディレクター ロリ・リー氏がBluetooth の概要と歩みの概要を解説、興味深かったの
Bluetoothの新しい規格「Auracast」に注目 最近のBluetooth技術は、積極的に新しい技術を採用して適応領域を拡大している。その中でも注目すべき技術の一つがAuracast(オーラキャスト)だ。 Auracastのデモはいくつか行われてきたが、これまでは同一ブランド同士または試験的なものに限られた。そこで先日、より現実的なデモとして市販されているJBLの完全ワイヤレスイヤホン(TWS)「TOUR PRO 3」を用いて、現実的なシナリオに沿ってデモを行った。具体的に言うと、大規模なカンファレンスセミナーを想定し、日本語話者の話したセミナー内容を英語と中国語にそれぞれ翻訳、参加者が手元のTWS「TOUR PRO 3」で、「英語」もしくは「中国語」による翻訳を聞くことができるか、というテーマである。 本稿ではまずAuracastの解説を行い、次にそのデモを実施した経緯と詳細を記
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