大阪の南海なんば駅前で歴史的な大改造が実現しようとしているのをご存知ですか? いま世界的に道路を「車」から「人」を中心とした歩行者天国のような空間へと再編される動きが広がっています。 海外に目を向けるとニューヨークのタイムズスクエアをはじめ、道路や河川を歩行者のための快適な空間として再編されたという事例もあります。 このような取り組みは世界的に見ても最先端の街づくりといえますが、日本でも御堂筋周辺などで同様の取り組みが加速。その御堂筋の終点にあたる場所、南海なんば駅前を人中心の空間とするプロジェクト「なんば駅周辺道路空間再編事業(通称:なんばひろば改造計画)」について詳しくご紹介します。 なんば駅前広場ってどんな場所? 関西国際空港まで直結している南海なんば駅や髙島屋大阪店の南側、大阪市内を南北に縦断する御堂筋の終点でもあるこの場所は、道頓堀や千日前、日本橋へとつながる3つの商店街の起点で
