雇用対策のうち、最も期待が高いのは なんといっても新しい雇用機会の創出 だろう。 オバマ次期米国大統領の公約は たしか250万人の雇用創出だ。もし 実現がまったくもって不可能だったとき、 待っているのは、すさまじい失望感と反感 だ。ただ、オバマさん、なんとなく「運」を 持っているような気がするのだけれど、 どうなのだろう。 日本でも100万人規模の雇用創出など 打ち上げられれば、それは素晴らしいだろう。 なかでも今後の持続的成長と国民生活のために、 分野として、環境、自然、介護、医療、福祉、観光 農業あたりで、雇用創出に期待したいといった 識者のコメントが多いように思う。 「そのためにみんなで知恵を出し合うべきだ」とも。 誰が知恵を出すのかな。私も、それらの分野で雇用が 今回の危機を契機に自然に拡大していく道筋が できれば、それはそれで素晴らしいと思う。