コンビニ各社がコーヒー販売を強化している。缶コーヒーを飲まない女性の獲得やたばこに代わる継続買いが見込める新商材として期待しているからだ。ただし、サービスの提供形態や価格などは現状では差がある。サービスや味の違いなど、コンビニコーヒー戦争の動きを探った。 【詳細画像または表】 JR長野駅からクルマで約10分の「ローソン長野西尾張部店」。遠目には標準的なロードサイド店舗だが、近づくと通常のローソンとは違うことに気づく。駐車場や入り口には「挽きたて淹れたてコーヒー。」というのぼりが立ち並び、ドアを開けるとまるでコーヒーショップのような専用カウンターがいきなり目に飛び込んでくる。 この春、コンビニエンスストア大手が「カウンターコーヒー」などと呼ばれる、いれたてコーヒーの販売を相次いで強化している。 横並びになりがちなコンビニのサービスだが、コーヒーに関しては提供形態や価格はまちまち。だが