同じく2015年の国勢調査では、15歳以上の未婚男性と未婚女性の差分を見ると、なんと341万人も男が多いことがわかります。20~50代に限っても約300万人も未婚男性が余っていて、婚活対象年代の中心となる20~30代に限定しても、145万人も多いんです。 つまり、未婚女性が全て結婚したとしても、300万人の男には相手がいないということになります。このご時世、女性も全員は結婚しないわけですから、実際はもっと未婚男性が溢れてしまう計算になります。結婚したくて頑張って婚活しても、男性には相手がいないのです。この事実を知っている人は多くありません。 「男余り現象」は今に始まったことではない この傾向は、今に始まったことではありません。生涯未婚率が急上昇し始める直前の、1985年でも約282万人の男が余っています。しかも、戦前の1935年(昭和10年)の時点でもすでに未婚男女の差分は200万人を突破