松島宏明の「弾夢弦気は修業中」

弾夢は4月29日から5月8日までの間に
6本のライヴのお話を頂いていました。
しかし、4月20日過ぎあたりから
喉の調子を悪くし
、音階コントロールも出来ない状態
(あとでわかったのですが、どうも花粉の仕業らしい)に陥っていたのです。
薬を飲み、養生をするも、回復しません。
ライヴ初日の29日になっても、どのくらい歌えるのかわからない状況。
そこで唐突に思いついた「一音下げチューニング」。
半音下げは彼のジミヘンドリクスさんもやっているが、
半音ではまだ歌えないかも・・・。
29日は関東某所での震災チャリティライヴ。
現場入りの前に、公園で試しに歌ってみたところ、
何とかいけるかな・・・。
腹を据えていざ現場へ。
手持ちのハープの関係もあり、選曲も急遽変更、
なんとかステージを終えることができました。
しかし、現場入りして初めて知らされたのですが、
このライヴはネットで生配信されていたのでした・・・
うっそ～～～～～って感じ。
その後もずっと一音下げのまま8日まで歌わせてもらいました。
一音下げチューニング・・・苦肉の策だったけれど、
限界、もうこれ以上下げれないと思います。
弦がタラ～ンてなる寸前ですもん（笑）
ちょっと気を抜くと弦が逃げちゃいそう。
しかし、「半音下げ」はボーカルの負担を和らげると同時に、
けだるい独特の雰囲気を醸し出すということも言われてますよね。
「一音下げ」もいい味出てたかなぁ、ひょっとして・・・（笑）