世界フィギュアスケート選手権2012。昨夜は男子ショートプログラムで日本は盛り上ったりがっかりしたり、だったろう。
しかし朝一番のニュースはペアの高橋成美/マーヴィン・トラン組が銅メダル
実はネットで生で見てたんだけど、何しろ眠くて半分居眠りしながら ちょうど高橋/トラン組の途中でうまく目が覚め(笑) コンビネーションジャンプ下りた! スロー決まった! と思いながら見ていた。
ハグのポーズで終わった瞬間、マーヴィンがそのまま成美ちゃんを抱え上げ、成美ちゃんはガッツポーズじゃなくてなんか放心状態。最終滑走の緊張の中、滑りきってほっとした感じ。
そしてスコアと順位が出た瞬間、成美ちゃんとコーチは熊ちゃん抱っこで大喜び 4人がぎゅっとくっつきあって
あらためてスコアを見ると、演技構成点に8点台もある。スケーティングの美しさや音楽とぴったり合った振付が高く評価されている。技術的には細かい減点もあるし、要素の基礎点もそれほど高くないんだけど、一つ一つ確実にできた積み重ねが高得点になった。
20歳と21歳のまだ若いペア。これから、さらに高度な技を正確にこなせるようになったら、どんなに素晴らしいペアになるだろうか。楽しみでたまらない。
それにしても、SP3位につけたとき、総合で5位くらいに入れたらいいなと思ったけど、表彰台とは・・・
日本のペア史上、オリンピックと世界選手権を通じて、初のメダルだそうだ。
「私たちを見てペアを始める子が出たらいい。いつか日本がペア大国になってほしい」
道を切り開いている成美ちゃん。その道を後から続く人が出るように、その人たちをサポートできるように、なってほしい。
そして、ソチ五輪にむけての最大の課題には、道が見つからないでいる。
トラン選手が日本国籍を取得できる方法は、何もないんだろうか、、、
<追記・2013年1月>
解散したけれど、この素晴らしいペアが日本にいたことを忘れはしない。
楽しいエキシビションナンバーも。