OSQZSS

高須さんのブログでMAX2771の在庫がないと聞いて，メーカの在庫も
チェックしてみたら，本当に空っぽ．



次の在庫予定日は11月だけれど，最小注文数が2500個からなので，
DigikeyやMouserに入荷するのを待つしかない．

今年度のプロジェクトで必要になるのだけれど，間に合うのか不安になってきた．
在庫がある内に購入しておくべきだった…

試しにPocketSDRでL5信号を受信をしてみたら，あっさりと成功した．
どうやらMAX2771評価基板の問題のようだけれど，原因不明．









P.S. 高須さんが新作を設計中なので，My基板はペンディング．
http://gpspp.sakura.ne.jp/diary202109.htm#0907

MAX2771でL5信号の受信を試しているけれど，いまだに成功せず．
設定はこれで良いと思うのだけれど，何か見落としているのだろうか？

（クリックで拡大）

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ADCのヒストグラムもLFPの帯域も，設定通りに見える．
Zero-IFなら，これで受信できそうなものだけれど．





P.S. 24MHzのサンプリングだとちょっとエイリアシングが気になるかも．

P.P.S. アンテナはこれ．

FX2LP Discovery Kitに搭載できるMAX2771基板をちまちまと設計中．

Infineon + Cypress: CY3689 EZ-USB FX2LP Discovery Kit

基板のサイズ的にMAX2771を2個搭載するのは厳しいので，とりあえず1個だけ．
Bias-Tもあるよ．



8ビット幅のバスが使えるのに，I/Qの2ビットサンプリングで4ビットしか使わないのは
もったいない．さらに，広帯域のGNSS信号のサンプリングデータを転送するとなると，
IFCLKの周波数も下げたいところ．

そんなわけで，4ビットデータを2周期分，8ビットのデータに詰め込むロジックを追加しようと，
試しにXilinxのCoolRunner-II CPLDを載せてみました．



自分で実装することを考えると，どうしてもパッケージが大きくなってしまう．
スペースを取りすぎるし，I/Oピンもこんなに要らない．

もっと小型のCPLDかFPGAがないかと探してみたら，LatticeのMachXO2が良い感じ．
評価基板を購入して試してみよう．

Sparkfun: TinyFPGA AX2 Board

MAX2771の評価基板でも，Zero-IFのI/Qサンプリングの設定を試してみました．









LOの周波数に違いはありますが，他の設定はPocketSDRと同じです．
評価基板のI/Qデータには，ADCのオフセットもなく，PSDも綺麗です．

PocketSDRは2つのMAX2771をすぐ隣に実装しているので，クロストークがあるのかも．

P.S. 広帯域のGNSS信号を受信するために，実験しやすい小型のアンテナを探しているけれど，
意外とL1/L5のアンテナがないのね．

PocketSDRで広帯域なGNSS信号の受信が出来るように，Zero-IFのI/Qサンプリングの設定を試してみました．
とりあえず，IFでの動作が確認できているGPS L1C/Aを受信してみます．







受信は確認できたものの，QチャンネルのADCにオフセットが見られます．
PSDもいまひとつ．

PocketSDRの問題なのかMAX2771の特性なのか，切り分けるために評価ボードでも試してみよう．