昨日までの3日間で猫の肥大型心筋症を疑うかも?という検査を紹介しました。でもこの肥大型心筋症はきちんとした診断には最終的には心臓エコーを受けるしかありません。ただ、猫ちゃんは嫌がる子も少なくないので、その前段階で、というのであれば昨日までの3つの検査のど
沖縄県豊見城市の動物病院です。日々の診療、獣医師として、一人の人間としての情報を発信していきます。
沖縄県豊見城市の動物病院です。地域密着型のジェネラリストを目指し日々精進しておりますが、遠方から来院されるかたも大勢いらっしゃいます。高度医療機器に頼るのではなく、病気だけを見るのではなく、病人を診るという人間医療の格言を動物医療でも実践すべく、動物達はもちろんのこと、飼い主さんにもやさしい医療を目指しています。
昨日までの3日間で猫の肥大型心筋症を疑うかも?という検査を紹介しました。でもこの肥大型心筋症はきちんとした診断には最終的には心臓エコーを受けるしかありません。ただ、猫ちゃんは嫌がる子も少なくないので、その前段階で、というのであれば昨日までの3つの検査のど
今日は肥大型心筋症を早め(症状が出る前)に見つけるためのヒント3つ目。それが血液バイオマーカーであるNT -proBNP。これで高値と出ると可能性はグンと上がる。もちろんこれで高値だから肥大型心筋症であるとか、そうではないと断言はできないけれど、これで高値と出るな
昨日は聴診で疑わしければ、という話をしました。肥大型心筋症はなかなか確定診断には辿り着かないけれど、ヒントは色々あったりするわけです。そのうちの一つが昨日書いた聴診でもサイン。もちろんそのサインがあるから必ず肥大型心筋症というわけではないけれど、肥大型心
猫の肥大型心筋症は見つけたときにはすでにかなり進行している、という話を昨日はしました。じゃあどうやったら早く見つけられるのか、ということに尽きるのだけれど、それがなかなか難しい。もちろん肥大型心筋症を見つけようとターゲットを絞っていれば見つけられるのだけ
猫の病気と言えば慢性腎臓病がおそらく一番頭に浮かぶんじゃないでしょうか。それだけ猫の慢性腎臓病は広く知れ渡っているし、時には宿命的な病気でもある。ただ、病気にはもちろん色々あるし、もっともっと知ってほしい病気はたくさんあるけれど、この病気も忘れちゃいけな
昨日は最初のタイミングを逃したとしても・・・ということを書きました。でも、その後の対応で全然違ってもくるわけです。昨日の子は手術の結果卵巣嚢腫という病気も見つかり、結果論としてその時期で少し遅かったけれど、よかったよかった、となったわけです。でもさらに時
タイミングを逃してずるずると・・・・ということは日常でもよくあること。本当はあの時になんて思うことは皆さんもよくあることと思います。まあ、だからと言ってそれが大事になるかどうかはわからないんだけどね。とあるワンちゃんのお話。避妊手術をしないと、しないとと
ミャンマーミャンマーにはビルマ族を中心(?)にさまざまな少数民族、山岳民族からなる多民族国家。もちろんビルマ族以外は迫害されていたりするわけだけれど。そしてそんな少数民族に会いたくても、ミャンマー国内は外国人の移動がかなり制限されていて、自由に色々なとこ
ネットを含むニュースで外国人観光客とのトラブルが多々見受けられる。で、とあるネット記事。もしも外国人観光客が減れば、解決する問題なのか。「明文化されていないマナーやモラルを、分かりやすく啓発するなどの対策が必要だ。わかりやすく、ちゃんと説明を知った上で、
本日は2月22日。日本人なら竹島の日であることは知っておいてほしいなと思うし、猫を飼っている人、周りに飼っている人がいる人は猫の日であることも知ってほしいけれど、さらに知ってほしいのはキャットリボン運動。(おでんの日とか行政書士の日とかはさておき 笑)画像を
痛みっていうのは結構厄介で、痛いかどうかは本人にしかわからない。痛みがあると確定できる検査なんていうのはないのです。なので本人が痛がっている様子かどうか、ということでしか判断できない。これが人間(小児を除く)であれば痛みがあるかどうかを聞けるのだけれど、
ちょっとマシになったと思ったらまた寒波。どうなってんだ???病院の外の植物たちも今年の冬は元気がない。あまりの寒さと日照不足かな・・・人も動物も植物も。この寒さには・・・・・・ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索
ちょっとだけ昨日の続き。胆嚢って結構獣医療では軽く見られていると思う。その理由ってなんだろうと考えると・・・胆嚢自体は無くても生命予後には関係しないと言われている(だから摘出できるんだけど)。で、摘出しても生きているわけだからというのも一つの理由なのかな
どうしても緊急で対応しないといけないことがあって、それが時には他院からの要請のことも。おそらくかなり状態の悪いわんちゃん。胆嚢が・・・ということで当院を紹介。黄疸も出てる・・・エコーでみるとかなり胆嚢は拡張しているし、胆嚢の内容物もかなり溜まってる。で、
ほんとに頭のおかしいやつがいる。本当に頭のおかしいやつ、なんとかならんのか????普段、当院に来てくれている猫ちゃん。なので普段の姿を知っている。その子がたまたま脱走し、ちゃんと見つけてもらえた。でも・・・・なんかおかしい。わかりますか???普段見ている
そういえば春の選抜の出場校が決まりました(数日前だけど)。なんと沖縄からは2校。大阪からは選ばれないというかなり波乱の選抜となりました。で、前々から思っていたのだけれど、選手の名前を見ているとキラキラまではいかないまでも野球選手っぽくない(失礼!!!!)
痛いだけでは止まらない猫の口内炎 〜口腔内細菌叢と慢性腎臓病〜
最近猫の抜歯がめちゃくちゃ多い気がする・・・・犬では歯周病は心疾患と関連があることがわかっていますが、猫ではやはりというか、慢性腎臓病との関連が最近よく言われています。というか口腔内細菌と慢性腎臓病関連かな。口腔内細菌叢が悪ければ慢性腎臓病のリスクが上が
やっとアホみたいに寒かった日々が少し落ち着きました。もう一回くらい寒波が来るようなことを聞いたけれど、どうなるんだろ・・・でも思ったほど病院は立て込まず、あの寒波でも動物たちはそれなりに過ごしてくれたのかな?と思える感じ。多くの子が体調を崩さなくてよかっ
私は子供の頃から動物が周りにいるのが当たり前の環境で育ちました。犬や猫はもちろん鳥もいたし、魚もいた。周りには牛舎もあったし、豚舎もあった。まあ、ど田舎だったわけだけど(笑)なので昆虫や爬虫類ももちろんいる環境で、動物がどこかしらにいるという環境だったん
何度も書いているけれど、動物を迎えるに当たってはその方法って基本的にどんなものでもいいとは思うんだよね。(一部除く)もちろん保護犬を迎えるのも、ショップ、ブリーダーから迎えるのも。それはそれぞれでいいと思うし、迎えた後に大事にしてくれる、というのが最も重
昨日も書いた通り、犬の乳腺腫瘍は良性が多いのは事実。ただ、それが良性かどうかは手術で摘出して、病理検査をしないと確定しないことも多いわけです。それで良性であれば、良性でよかったね、で終わる。手術しなければどんどん大きくなって自潰して、とんでもないことにも
犬の乳腺腫瘍って比較的多い腫瘍であるし、おそらくネットでも普通に見かける腫瘍だと思う。そしてその多くは良性であるのも事実で、時にそれは飼い主さんにお気楽な気分にさせちゃうこともあると思うんだよね。良性だから放っておいていい、というわけではないし、本当に良
沖縄タイムス電子版から。【挑む ジャングリア開業】全国から数千人規模の採用 ブライダル業界や教員の出身者も 地元では「奪い合い」を危惧する声数千人規模の人材を迎え入れる。全国的に募集をかけており、人材難にも関わらず採用は順調だという。業界・職種を問わず多種
ホントにこの寒さは異常・・・・引退したら冬の間は海外に避難しようと思い始めた・・・・食費とかは日本より安く済む場所はいっぱいあるし、宿もバックパッカーの時のようなある程度の安宿でいいし、日本にいるよりも・・・なんて思うこの寒さ・・・・ ブログの更新通知を
動物関連、獣医療関連ってこんなことばっかり起こってない?もう獣医師免許なんていらないってこと?国家資格じゃなくしてしまってもいいってお墨付きのような気がしてならない・・・獣医師免許持たず犬の歯石除去、京都でドッグカフェ経営の女性を不起訴処分 地検、理由明
国は税収増でウハウハなんだって。でも減税や還元はしないって。現首相が言ってた。今後起こりうる不測の事態に備えるためだって。外国人や外国にはばら撒くのにね・・・日本人には使えないって。使いたくないって。でも企業が不測の事態に備えるために内部留保を増やしたら
さて、今日もちょっと一般の飼い主さんには退屈でマニアックかもしれない話・・・どうも獣医療というのはちょっとした間違いは放置されることがあって、それはちょっとヤバイのではなく、結構、かなりヤバイと個人的には思っています。動物病院では一番多いであろう手術の一
こんな感じ、この辺り、じゃダメだと思う 〜子宮断端蓄膿症から思うこと〜
さて、昨日の続き。一般の飼い主さんにはあまり興味のある話じゃないだろうから簡潔に。なぜ子宮断端蓄膿症になるのか、おそらく手術手技によるものじゃないかと個人的には思うのです。とあるネットから拾ってきた画像。こんな感じで切りますよ〜〜〜ということだと思うのだ
なんかね、獣医療の教科書って大雑把に方法だけ書いてあって、きちんと説明されていないということも実はある。なんとなくの経験で見たいな感じ。そしていつの間にか間違った知識が正しいことのようになっていっている部分があるんだよね。怖いことに。誰かの経験則であり、
前々から考えていたんだけど。来院数もかなり増え、多くの方に来てもらえるようになりました。その分、お待たせすることも多くなってきたのも事実です。飼い主さんも老若男女問わず、さまざまな方達が来て下さっています。ありがたいことです。その中で思っていたのが、動物
今日からプロ野球キャンプ。多くの球団が沖縄入りしてくるし、それを目当てに沖縄旅行を組む人もいる。キャンプって練習でしょ?と野球好き以外にはなんでそんなものを・・・と思われているらしい。人によって色々だけれど、開幕に合わせてどれだけ選手が仕上がっているのか
理想を持つことは大事だと思うけれど、理想にがんじがらめになって、それを人に押し付けると・・・と思うことが多々あって、確かに私も理想主義の部分はあるけれど、それでもひどいなぁと思うことがある。それが保護団体による譲渡。動物を大切に飼ってほしいというところか
前にも書いたけれど、書類仕事がとにかく苦手、嫌な私です(笑)それでも仕事上の色々な書類仕事をしないといけないこともあるのです・・・ということで先日、とあることでとある行政機関に出向くことがありました。そこでちょっと驚いたのが・・・職員の方々がダウンを着て
でだ、昨日の続きというか関連づけて。そうやって外にいっちゃう飼い方をしていて、帰ってきたら重症ということは動物病院では珍しいことじゃない。ただね、重症で帰ってくるということはその分、治療に時間も労力も費用もかかっちゃうことも多いってこと。それがやっぱり理
「帰ってきたら・・・」という言葉は動物病院ではよく聞く言葉。でもその意味合いは大きく分けて二つ。一つは飼い主さんが帰宅したら、という意味。仕事なんかから帰宅するとぐったりしていたとか、なんらかの異常を飼い主さんの帰宅時に発見した場合。もう一つは動物が帰っ
まあ、こんな手段もあるということで 〜大きな乳頭腫と無麻酔と〜
高齢だから、という理由で麻酔をかけない、かけられないと私が言うことはあまりない。きちんとした麻酔をかければ高齢と言うこと自体は大きな問題にならないからと思っているから。もちろん若い子よりもより慎重にはなるけどね。でも麻酔をかけないとその子の健康上の理由が
そして最後の目的がちょっとの感謝と恩返しと。 ということで帰ってまいりました。明日からまた頑張らねば・・・・
で、あとは定宿でゆっくりひたすら何もせず温泉でゆっくりでも今年は雪が少ない・・・多い時はこんな感じなので観光も何にもなしひたすらのんびりとにかくメンテナンス、休憩
こっちが本番かも笑とにかく美味いものを食べる!!!笑
今回の休みの目的①大学時代の友人の病院見学と情報交換!
え〜〜〜と・・・・本日の診療はすでに終了しているものと思われます。そして明日から・・・ちょっと遅めの正月休みをいただきます。1/22(水)〜1/26(日)毎年ではありますが・・・その間は少し沖縄を離れ、救急にも応じられません。沖縄で休んじゃうと精神的にも休めない
保護活動もそれをサポートすることも本来は素晴らしいこと。でも、時々「?」と思うことがあって、そのうちの一つが「ワクチン」。ワクチンというよりも「ワクチン証明書」。保護団体、保護カフェなどから譲り受けたという犬や猫たちが当院にやってくるということはもちろん
とあるニュース。東京海上火災の新卒の初任給が41万円だって。もちろん物価高というのもあるだろうけれど、すげぇ・・・というのが第一印象。バブル完全崩壊組の私としてはあの大学卒業時のことを考えると雲泥の差だなぁと。まあ、私はこんな性格なので「まあ、何とか食って
怪我をして運ばれてくる子は多いのだけれど、そこで問題になるのがその怪我。怪我(創傷)には急性創と慢性創がある。そしてもう一つは感染創と非感染創。まあ、動物の場合はほぼほぼ感染創なんだけどね。なのでまずはみるべきは急性創(受傷後時間が経っていない)なのか慢
なんか口の中の話が続くな・・・・でもそれだけ口腔疾患って厄介だったりすることも多い。口が腫れてきたというワンちゃん。実際に見てみると・・・腫れだけじゃなくて潰瘍状態になっていて、出血も結構ある。おそらく腫瘍じゃないかと。で、実際に鎮静をかけてみてみると外
また今日からガソリンの値上げ。というよりも補助の打ち切りと言った方が正確か。んで、前の時も思ったけれど、前日に長蛇の列に並んでガソリンを入れている人に対してはちょっと懐疑的。だって5円/Lでしょ?10Lで50円。50L入れても250円。それが延々続くならいいのだけれど
一つよりも二つ、二つよりも三つ 〜猫の口内炎:抜歯と予防と〜
去年の秋くらいから猫の抜歯手術がなぜか続いています。猫の口内炎は基本的に難治性で原因も多岐にわたるために一つの治療だけではうまくいかないことも多い。そこで必要になってくるのが全抜歯、もしくは前臼歯抜歯。もうほぼ全ての歯を抜く必要があるわけです。先日全臼歯
顔が腫れたということで来る子も一定数いたりするんだよね。その腫れの原因は?ということになるわけです。じゃないと治療できないしね。で、腫れにはまず大きく二つあって、炎症とか腫瘍とかで腫れている場合。その腫れは組織そのものだったりするわけです。もう一つが液体
とある番組で税関の特集をやってた。まあ時々やっている内容だけど、ちょっと我々にも関連のあることを。もちろん違法薬物とか金、現金、コピー商品の密輸なんてことがメインだったんだけど、最後にちょろっとやってたのが・・・・サプリや医薬品。もちろんきちんと手続きを
イチロー(知ってますよね?)が今の野球はデータに頼りすぎ、個々の感性も何もなくつまらないスポーツになっていっているなんてことを言っているけれど、これは野球に限らず、だと思うんだよね。自分で感じようとしない、自分で考えることもしない。それが獣医療でも同じよ
昨日の続きです。さて、レントゲンに謎の骨が写っていて、おそらく腸管に骨があるんだろうということで緊急手術。お腹を開けてみると・・・明らかに腹膜炎の様相。大網も腸管膜も癒着し、消化管も含めて真っ赤。完全に腹膜炎にまで発展しているよね。で、この部分に硬いもの
なんとなく調子が良くない感じがする・・・・ということで病院に来られることも少なくない。動物病院あるあるではあるんだよね。多くの場合は原因がわからず、人間で言う「不定愁訴」なこともあって、数日でケロッと良くなることがほとんど。でも中にはそれがずーっと続いて
インフルエンザが猛威を奮っています。まあ、毎年のことか、ということではなさそう。実は昨年くらいから鳥インフルエンザに関して獣医師の一部で警鐘が鳴らされていました。人での重症化するインフルエンザが猛威を振るう時って歴史的に見ても鳥インフルエンザの変異による
年末年始は当院をかかりつけにしている人以外もくる。で、もちろんその多くの人たちはこのブログなんて読んではいない(笑&涙)。でもついでということで色々質問を受けることもあって、それがやっぱりネット広告に出てくる通販の話。この前も年末年始中に来られた飼い主さん
口の中の腫瘍が犬と猫では非常に悪いものである、ということはこのブログでも何度も書いてきました。実際に助けられないことも少なくない。だからこそ、当院の飼い主さんって結構(いい意味で)ナーバスに口の中を見てくれていることも多いのです。で、とある猫ちゃん。こん
日常の診療に戻りました。年末年始は救急も多いのだけれど、今年は重症の子が少なかったせいか少しのんびりした年末年始。それでもやっぱり全てが軽症という訳では無く・・・意外と年末年始に多いこととして実は「骨折」があるのです。その原因は二つくらいになるかなぁとい
とあるネット記事で世の中には体育、運動を憎んでいる人がいる、という記事を読んだ。書いてあることはそうなんだろうなぁとは思う。それまでもやっぱり運動会や体育は運動が苦手な人にとっては苦痛でしかない、というものは耳には入っていた。でもね、それって運動、体育だ
一時期オペが立て続き、かつそのオペも結構厄介なオペだったりもして・・・腱鞘炎ぽっくなってしまった。でもこの年末年始は予定オペもなく(というか緊急オペじゃない限り年末年始はオペはお休みいただきました)、そして珍しく年末年始の緊急オペも無く、少し手を休ませる
今年も年末年始の診療が本日で終わりです。夜間救急当番も含めて。そして多くの飼い主さんが年末から正月にかけて多くの差し入れを持ってきてくださいました。豪華フルーツ盛り!ビール(これ大事!笑)に栄養ドリンク、年越しそばに甘いもの。コーヒーやその他の飲み物。こ
朝、来てみると神隠し・・・・一瞬焦りました・・・(笑)ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索アイコンから「風の動物病院のブログ」を検索3.「フォローする」をタップで通知が受け取れるようになります。お手数ですがよろしく
あけましておめでとうございます。昨年も多くの飼い主さん、動物たちに支えられてきました。今年こそは私たちが支えられるよう頑張ります。散歩始め昨日は仕事納め、今日が仕事始めとなりました。多くの動物たち、飼い主さんたちが無事にこの一年を過ごせますように・・・・
今年も今日で終わり。毎年威勢のいいことは言っているけれど、それは威勢がいいだけ。今年も多くの子を見送ることになってしまった。助けられなかった子たちがたくさんいた。可能な限り妥協することなくやってはいるつもりだけれど、それでも多くの命がこぼれ落ちてしまった
医療機器は進化していて、もちろん我々もその恩恵は受けられる。で、その進化は大きく3つって感じかな。一つは高性能化。まあ、これはもちろん当たり前で、どんどんその精度は上がっているし、その精度のおかげで病気の診断や治療がよりしやすくなっていると思います。人間
ちょっと暗めの話題が昨日から続きます・・・いよいよ年の瀬。みなさんはどんな感覚でしょうか?これから新年を迎えるぞ!というポジティブな人も、ああ、今年も終わってしまうというネガティブな人もいると思います。こんな仕事をしていると、「死」が身近にあって、どうし
動物を迎えた時、我々飼い主はその子との生活がこれから何年も続くと思っている。何年も一緒にいられるとね。そしてそれはもちろん多くの場合において達成されるのだけれど、実はそれは必ずしも当たり前ではない。中には生まれながらにして疾患を持っていて、その疾患がわか
まあ、ある意味ショッキングと呼べる出来事。とある美容外科医が実習(実習自体は意義のあること)をある意味茶化して炎上している。色々な方面から苦言がなされているが、やはり「直美」を以前から問題視している高須克弥氏、高須幹弥氏も今回のこともかなりの苦言を呈して
ここのところ、健康診断としてのドッグドック、キャットドックを受けていただける機会がめちゃくちゃ増えました。簡易なものから、それなりに詳しく見ていくものまで色々なコースがありますが。それでもやっぱり一番多いのは一番充実しているであろうコース。血液検査、尿検
昨日はクリスマスイブ。先日も書いたけれど、人も浮かれるし、食卓にはいつもと違うものが並ぶこともある。で、そんな時は誤食の来院も重なることもあるのだけれど、今年に限っては静かな静かな一夜でした(笑)さて、今日も何事もなければいいのだけれど。そしてその次は年
今夜はクリスマスイブ。世の中は少し浮かれているはず。昨日の記事でも書いたけれど、人が浮かれている時に何かが起こる。そしてそれが動物に災いをもたらすことも。だからと言って浮かれちゃダメなんてことは思わない。私も浮かれること自体は好きなのだ(笑)クリスマスや
とあるネット記事にクリパの翌日に死んだ愛猫というタイトルの記事を見つけた。ちょっと中身的には本当?って思う部分もあって(それで翌日に死ぬか?という感じもしないでもない。でも中期、長期では確かに死ぬ・・・)、その記事は転用しないけれど、中身は誤食の話。実際
11月くらいから歯科処置が結構入ってました。年末に向けて・・・・かどうかはわからないけれど、スッキリ新年を迎えたいということはあるのかもしれない。この子はそんなにひどい方じゃなかったけれど。でも下顎犬歯の乳歯が残っていたから、その抜歯も含めてということに。
年収の壁が云々というニュースも毎日のように見るけれど・・・・まあ、的外れなことを言っている政治家、コメンテーター、官僚たちがいっぱいいるなぁと思うことも多々ありです。中には年収の壁じゃなくて大学も無償化するべきだとか言っているアホな政治家もいるわけで。そ
病気でこれだけやれば大丈夫!なんてことはまず無いわけです。ネット広告ではやたらとこれだけで!なんてやってるけど・・・そんなのは当たり前で、健康のためにこれだけで!なんてことはないわけで、食事や睡眠、運動、諸々・・・我々自身もやっぱり色々な組み合わせの中で
当院に通ってくださっている飼い主さんは結構色々と勉強されているなぁと思う。なので、本当に動物たちのことをよく見ている印象。で、ちょいちょいあるのが実家の犬(猫)が・・・という相談。色々勉強して経験してということから気になる人が多いんだよね。うん、いいこと
皮膚炎という言葉はもちろんあるけれど、それは状態を表しているだけで、病名ではないんだよね。アレルギー性皮膚炎なら病名になるし、アトピー性皮膚炎ももちろん病名。でも皮膚炎は皮膚に炎症が起きているというだけ。なので本来はその原因となるものを見つけて病名をはっ
今年も多くの有名人の訃報を聞くことになった。有名人だからどうとかはないけれど、ある程度の前後の内容が聞こえてくる、知ることができるのは一つの事実。そこでどうも気になるというか、やるせなさを感じるのは「民間療法」という言葉を見つけた時。先日、元キャスターの
衛生観念というのは国によって違うこともある。日本では「え?」と思うことが海外では当たり前だったり、逆に海外の人には「え?」と思われる日本のことももちろんある。生卵なんてそうだよね。あれはサルモネラが常態化している生卵を食するなんて、というのが海外から見た
小型犬の人気はまだまだ続いていて、新規で来る子犬もやっぱり多くは小型犬。ただやっぱり気をつけて欲しいのは抱っこしてる時の落下事故。たった1mの高さからでも飛び降りると平気で骨折しちゃうのが小型犬。特にプードルやポメラニアンなんてのは典型的。で、夜間救急でも
で、昨日の続き。とあるワンちゃんの飼い主さん。以前は他の病院にかかっていて、その時に腫瘍の手術をしたらしい。で、その診断名を聞くと「脂肪細胞腫」とのこと。ん?そんな腫瘍はないけど????脂肪腫のことかな?「でもなんとか細胞腫だったと思います」とのこと。じ
獣医学(医学)用語って時に難解であったり、ややこしかったりする。我々でもそうなのに、飼い主さんにはもっとだよね・・・仕方のないものもあるけれど、どうしてそんな名前にしちゃったんだろ?と思うこともある。まあ、それを説明するのも我々の役割なんだけどね。例えば
先日テレビのちょっとした特集で救急車の有料化の話があった。まあ、以前から導入している自治体とかもあるけれど、その特集では緊急性がなければ有料としていたみたい。で、一部のメディアでは有料にすると救急車を呼ぶのを躊躇って、助かる命も助からなくなるなんてことを
何年も前から人類の今後の脅威は感染症だと言い続けてきました。で、先立っての新型コロナウィルス感染症もそうだし、今はまた新型インフルエンザも可能性として出てきた。世界各国で鳥インフルエンザが猛威を奮っているし、これがまた変異して人間に、もしくは豚を経由して
かなり高齢になり、歯石がひどく、でも年齢的に・・・という相談の結構多い。他の病院では断られたとかね。確かに何もケアしてこなかった子たちは高齢で相当歯石が、ということは珍しいことじゃない。じゃあ若かったら?と言われるとそれはさまざま。若くても歯石がひどい子
打つ手がない? でもある? 〜標準治療とそこから外れた治療〜
前にも書いたけれど「標準治療」という言葉があります。これはその疾患に対してエビデンスに基づいて、一番効果があるであろう治療ということになります。人医療ではその疾患に対しての治療にはガイドラインがあって、そのガイドラインに沿うことはこの表人治療を行うという
今日もちょっとネットニュースから。シャチの群れが世界最大の魚ジンベエザメを捕食、初めて詳細に記録 新研究海の生き物の頂点に立つシャチのお話。私が子供の頃と違ってこんなニュースがダイレクトに知ることができる今の世の中っていいなとは思う。そんなことは色々な本
正直に言うとこんな仕事(臨床獣医師)はしんどい(笑)。まあでもその一方で楽しいこと、嬉しいこともたくさんある。そしてしんどいこと、苦しいこと、悔しいことなどネガティブな部分もたくさんあるのも事実。その中でしんどいというか、苦しいというか、悔しいと言うか・
何度も書くけれど、やはり飼い主さんの観察眼、スキンシップは素晴らしいと思う。日常の診療では我々も気づけない部分を飼い主さんが見つけてくれることも少なくない。特に小さな小さな病変に関しては日常の診療で見つけることは結構困難。なので飼い主さんの観察眼によって
色々相談を受ける中で「?」となることもある。もちろんね、飼い主さんはわからないことだらけだと思うからそれはいいんだけど・・・時折遭遇するのは「アンチステロイド獣医師」。とにかくステロイドを毛嫌いする獣医師も世の中には少なからずいる。ステロイド獣医というス
一部の給食でハラル(イスラムの戒律に則った食事)の給食を出す試みがなされているという記事を読んだ。なんでも相互理解と共存の精神だそうだ。もちろんその精神自体は悪くはないと思うけれど、給食にというはちとマズイのではないか?と思うんだよね。ハラル食って厳密な
昨日の記事で猫の避妊手術は早め(適期)に、なんて話をしたけれど、早ければいいってもんじゃない。沖縄では動物愛護センターなるものがあって、もちろん時に猫の譲渡もしているのだけれど、必ず避妊手術、去勢手術をしてから譲渡をする。それだけを聞いていると別に問題は
昔はイメージとして子宮蓄膿症=犬という感覚があったけれど、今はそんなことはなくて、結構猫の子宮蓄膿症も遭遇してします。しかも犬と違って、結構な若年齢でこの病気に罹ってしまうことも少なくない。(犬は8歳以降くらいから増えるイメージ)時に2歳なんて子にも遭遇
あっという間にもう師走。夏はどこに行った???この一年、どうやって振り返ろうかとも思うんだけど、あっという間すぎて・・・今年もあと一月、皆様と動物たちがいい状態で過ごせますように ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.
沖縄は離島も含めて島の数が全国の都道府県で5番目に多いらしい。大きいもの(本島を含める)、小さいもの(岩?)を含めると691あるらしい。ただ、島嶼として本当に島と呼べるのが160らしい。で、そのうち人が住んでいるのが47島ということみたい。47もあるんだねでもやっ
一気に寒くなりました。最低気温17℃ってほぼ真冬じゃん・・・北部では昨日は14℃台だったらしい。もうダメ・・・で、今週くらいからやっぱり動物たちもその寒さのせいか、消化器症状(特に下痢)、そして尿路系(膀胱炎)が増えてきています。人間では寒さへの順応は2週間
先日、大学の部活のOB・現役会に行ってきた。そこでふと気がついたのが、今の若い人たちってある意味お金に執着がないんだなぁと。お金がないことが当たり前で、それをある意味受け入れちゃってる。何かしたいことがあってもお金が・・・とは言うけれど、我々が貧乏学生だっ
昨日は痛み止めとして実はメジャーなCOX阻害薬という薬の話をしました。メジャーであるが故にあまりその取り扱いには気を使われていないというのが現状。で、そのCOX阻害薬は人間用は動物には絶対に使っちゃいけない、というお話をしました。が・・・・時には人間用のを飲ま
今日は少しだけお勉強をしましょう。「痛み止め」って結構身近な言葉だし、実際に使ったことのない方も少ないと思います。でも一口で痛み止めと言ってもそれは多岐にわたるし、多種多様な痛み止めが存在します。それを大きく二つに分けるとするとステロイド非ステロイド系に
ネットニュースから。リンク→”キーホルダー付き鍵”がのどに… 新型コロナ感染後に死亡こんなことに医療従事者は気づかないのか?と思われると思うんです。でも基本的にどんなことでも「疑わないと気づかない」のです。例えば嘔吐、下痢ですぐに腸炎といってしまうのは簡
ミャンマー とある山岳エリア旅に行った時に時折地元の学校を訪れることがある。子供たちがどんな学校生活を送っているかを見るのは実は楽しい。多くの子たちは勉強に飢えているのだ。もちろんまともな設備もないということろも少なくない。でも学校の先生はそれなりにカタ
みなさんは動物たちをどのくらいの頻度で病院に連れていっていますか?年に1回?数ヶ月ごと?まあ色々な方がいると思います。ワクチンの時の年に一回だけとかってのもわかります。それが問題かと言われれば問題ではないけれど、獣医師からするとある一定の頻度ではその子を
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昨日までの3日間で猫の肥大型心筋症を疑うかも?という検査を紹介しました。でもこの肥大型心筋症はきちんとした診断には最終的には心臓エコーを受けるしかありません。ただ、猫ちゃんは嫌がる子も少なくないので、その前段階で、というのであれば昨日までの3つの検査のど
今日は肥大型心筋症を早め(症状が出る前)に見つけるためのヒント3つ目。それが血液バイオマーカーであるNT -proBNP。これで高値と出ると可能性はグンと上がる。もちろんこれで高値だから肥大型心筋症であるとか、そうではないと断言はできないけれど、これで高値と出るな
昨日は聴診で疑わしければ、という話をしました。肥大型心筋症はなかなか確定診断には辿り着かないけれど、ヒントは色々あったりするわけです。そのうちの一つが昨日書いた聴診でもサイン。もちろんそのサインがあるから必ず肥大型心筋症というわけではないけれど、肥大型心
猫の肥大型心筋症は見つけたときにはすでにかなり進行している、という話を昨日はしました。じゃあどうやったら早く見つけられるのか、ということに尽きるのだけれど、それがなかなか難しい。もちろん肥大型心筋症を見つけようとターゲットを絞っていれば見つけられるのだけ
猫の病気と言えば慢性腎臓病がおそらく一番頭に浮かぶんじゃないでしょうか。それだけ猫の慢性腎臓病は広く知れ渡っているし、時には宿命的な病気でもある。ただ、病気にはもちろん色々あるし、もっともっと知ってほしい病気はたくさんあるけれど、この病気も忘れちゃいけな
昨日は最初のタイミングを逃したとしても・・・ということを書きました。でも、その後の対応で全然違ってもくるわけです。昨日の子は手術の結果卵巣嚢腫という病気も見つかり、結果論としてその時期で少し遅かったけれど、よかったよかった、となったわけです。でもさらに時
タイミングを逃してずるずると・・・・ということは日常でもよくあること。本当はあの時になんて思うことは皆さんもよくあることと思います。まあ、だからと言ってそれが大事になるかどうかはわからないんだけどね。とあるワンちゃんのお話。避妊手術をしないと、しないとと
ミャンマーミャンマーにはビルマ族を中心(?)にさまざまな少数民族、山岳民族からなる多民族国家。もちろんビルマ族以外は迫害されていたりするわけだけれど。そしてそんな少数民族に会いたくても、ミャンマー国内は外国人の移動がかなり制限されていて、自由に色々なとこ
ネットを含むニュースで外国人観光客とのトラブルが多々見受けられる。で、とあるネット記事。もしも外国人観光客が減れば、解決する問題なのか。「明文化されていないマナーやモラルを、分かりやすく啓発するなどの対策が必要だ。わかりやすく、ちゃんと説明を知った上で、
本日は2月22日。日本人なら竹島の日であることは知っておいてほしいなと思うし、猫を飼っている人、周りに飼っている人がいる人は猫の日であることも知ってほしいけれど、さらに知ってほしいのはキャットリボン運動。(おでんの日とか行政書士の日とかはさておき 笑)画像を
痛みっていうのは結構厄介で、痛いかどうかは本人にしかわからない。痛みがあると確定できる検査なんていうのはないのです。なので本人が痛がっている様子かどうか、ということでしか判断できない。これが人間(小児を除く)であれば痛みがあるかどうかを聞けるのだけれど、
ちょっとマシになったと思ったらまた寒波。どうなってんだ???病院の外の植物たちも今年の冬は元気がない。あまりの寒さと日照不足かな・・・人も動物も植物も。この寒さには・・・・・・ブログの更新通知を受けることができます手順としては1.livedoorアプリを取得2.検索
ちょっとだけ昨日の続き。胆嚢って結構獣医療では軽く見られていると思う。その理由ってなんだろうと考えると・・・胆嚢自体は無くても生命予後には関係しないと言われている(だから摘出できるんだけど)。で、摘出しても生きているわけだからというのも一つの理由なのかな
どうしても緊急で対応しないといけないことがあって、それが時には他院からの要請のことも。おそらくかなり状態の悪いわんちゃん。胆嚢が・・・ということで当院を紹介。黄疸も出てる・・・エコーでみるとかなり胆嚢は拡張しているし、胆嚢の内容物もかなり溜まってる。で、
ほんとに頭のおかしいやつがいる。本当に頭のおかしいやつ、なんとかならんのか????普段、当院に来てくれている猫ちゃん。なので普段の姿を知っている。その子がたまたま脱走し、ちゃんと見つけてもらえた。でも・・・・なんかおかしい。わかりますか???普段見ている
そういえば春の選抜の出場校が決まりました(数日前だけど)。なんと沖縄からは2校。大阪からは選ばれないというかなり波乱の選抜となりました。で、前々から思っていたのだけれど、選手の名前を見ているとキラキラまではいかないまでも野球選手っぽくない(失礼!!!!)
最近猫の抜歯がめちゃくちゃ多い気がする・・・・犬では歯周病は心疾患と関連があることがわかっていますが、猫ではやはりというか、慢性腎臓病との関連が最近よく言われています。というか口腔内細菌と慢性腎臓病関連かな。口腔内細菌叢が悪ければ慢性腎臓病のリスクが上が
やっとアホみたいに寒かった日々が少し落ち着きました。もう一回くらい寒波が来るようなことを聞いたけれど、どうなるんだろ・・・でも思ったほど病院は立て込まず、あの寒波でも動物たちはそれなりに過ごしてくれたのかな?と思える感じ。多くの子が体調を崩さなくてよかっ
私は子供の頃から動物が周りにいるのが当たり前の環境で育ちました。犬や猫はもちろん鳥もいたし、魚もいた。周りには牛舎もあったし、豚舎もあった。まあ、ど田舎だったわけだけど(笑)なので昆虫や爬虫類ももちろんいる環境で、動物がどこかしらにいるという環境だったん
何度も書いているけれど、動物を迎えるに当たってはその方法って基本的にどんなものでもいいとは思うんだよね。(一部除く)もちろん保護犬を迎えるのも、ショップ、ブリーダーから迎えるのも。それはそれぞれでいいと思うし、迎えた後に大事にしてくれる、というのが最も重
3月らしくない天気が続いています。どうもそんな時は体も心もスッキリしない。もちろん気の持ち様だとも思うけれど、やっぱり晴天、日差し、夏日、というのが一番気持ちがいいと一年の中で何度も認識するのです。そして昨日は久しぶりに夜間当番後の緊急手術が2件という事態
実は獣医療って結構言葉(用語)が曖昧だったり、統一されていなかったりするみたい。人医療関係者に使うと「何それ?」となる言葉もあるらしいんだよね。誰かが好き勝手に使っている言葉がなぜか広がったりとかさ。でもそれって実際にはいいことは全くなくて、時に我々も惑
せっかく冬が終わったかなと思ったらまた寒くなるわ、悪天候が今後も続きそうだわで気持ち的にもなかなか上昇しない(涙)でも忙しさは変わらないわけで・・・・なかなかしんどい近頃です(笑)さて、今回は愚痴というか、実情というかを少し書いておこうかなと。もちろんそ
治療には色々な選択肢があって然るべきだとは思うけど。「けど」というからにはちょっとどうなんだろうなぁ〜〜〜と思う選択肢もある。最適な治療がもちろんいいんだけど、それ以外にもということはよくありはするけれど、でもどうなんだろうなぁ・・・・というね。とある救
昨日の続きです。「様子を見る」=「経過を追う」ということだと昨日は書きました。特に胆嚢のようにいずれ命を脅かす可能性がある疾患なんていうのは特に。なので様子を見るのは飼い主さんだけではなく、獣医師側もきちんとその経過を追いながら次のステップが必要かどうか
「様子を見ましょう」という言葉が獣医療界ではよく聞かれると思うんだけど、それってかなり色々な意味を含んでいるとは思うんだよね。でもそれって期限付きなのか、どうなったらどうするのか、ということが省かれているような気がすることが多いんだよね。様子を見るのは飼
ネットニュースから。SNSで狂犬病に関する偽の情報が投稿されていることがわかり、厚生労働省が注意を呼びかけています。【映像】SNSで相次ぐ偽情報 群馬県伊勢崎市にある2カ所の公園付近で7日、子どもを含む12人が四国犬に足など噛まれけがをしました。この四国犬は
猫の口内炎って本当に悩ましいよね・・・・口腔ケアだけじゃダメだし、鎮痛剤もやっぱり種類によって一長一短。となるとやっぱり抜歯になっちゃう。そしてそれがかなり大変だったりもするんだよね・・・・ということで猫ちゃんの抜歯。写真で見るとそれほどきつくはなさそう
動物たちが最初に受ける手術は多くの場合は避妊・去勢手術のことが多い。もちろんそれまでに大きな怪我をしたり、病気があったりで手術することもあるけれど、やっぱりほとんどの子にとって最初が避妊・去勢手術だったりするわけです。もちろん避妊手術も去勢手術も全身麻酔
先月の休暇中この時のために1年間頑張る(笑)いつもの常宿にて。本当は完全休暇なので昼過ぎまで寝ていてもいいのかもしれないけれど、もうそんな体ではない。疲れていても遅くまで寝てるってできなくて、とりあえず起きちゃう。で、テラスに出て、少し湿度が高く、半袖で
当院は沖縄ではおそらく一番遅い時間まで開いている病院であると同時に一番多く夜間救急当番を引き受けている病院でもあるわけです。なのでやっぱり緊急来院というのは必然的に多くなるのです。そしてやっぱり相変わらず多いのが誤食・・・・まあ、気をつけているつもりでも
昨日の記事の続きです。心タンポナーデと診断したらそうなった理由を考えつつもまずは心嚢水を抜かなくてはいけません。どうやって抜くかというのは物理的に抜くしかないのです。そう、針を刺してその液を抜く、という単純なもの。もちろん適当に刺すわけじゃなくて、きちん
昨日の記事で心タンポナーデのことはおわかりいただけましたでしょうか?心膜があるが故に心膜と心臓の間に液体が溜まって、心臓の拡張が阻害されてしまう、という状態。そして犬の方が多く見るけれど、猫でももちろんあって、今日はそのお話。「先生、助けて・・・」という
画像のもう少しわかりやすい解説が欲しいというご意見をいただきました。そうだよね、一般の人がレントゲンとかエコーとかって言われてもわかんないよね・・・昔はマメに画像の解説もしていたのですが、やっぱり最近は図を作ったりする時間もあんまりない(汗)という手抜き
エチオピア行く旅先がほぼ途上国ということを知ると、「なぜ?」と聞かれることも少なくない。でも今、昭和レトロなんて言葉で昔の日本を懐かしむ、もしくはそれがエモいとかという言葉で持て囃されたりもしているけれど、まさにその感覚なんだよね。途上国には昔の沖縄、昔
レッテル貼りはやめましょう!なんてよくマスコミが使う言葉ではあるんだけど、結局レッテルを貼りたいのはマスコミ自身なんだよね。確かに犬を逃したのも、その犬が子供も犬も噛んだのも、狂犬病の予防接種をしていないのも全部悪いわけだけれど、でもなぜ「四国犬」という
昨日の続き。で、飼い主さんとの話し合いの結果、開腹することに。もちろん子宮蓄膿症じゃない可能性も含めて開腹すれば多くのことがわかる、といういわゆる試験開腹と呼ばれるもの。子宮蓄膿症であればそのまま手術続行、そうじゃなければ腫瘍の状態を肉眼で確認して、今後
大きな病気が複数疑われたとき、時には苦渋の決断をしなくてはいけないことがある。病気が確定できた時にはそのどちらの疾患を優先するかを決めないといけないこともある。もちろん同時に治療ができればいいけれど、そうじゃない時もあって、まずは一方を治療しなくてはどう
動物もどんどん高齢化しているなぁというのが最近感じているわけじゃなく、以前から思ってはいるのだけれど、高齢に伴う機能低下はどうしても避けられない。それは動物も人間も同じだけどね。単に筋力が落ちるとか、疲れやすいとかならまだいい(本当は良くないけど)んだけ
突然ぐったり、ということは病院ではよく遭遇すること。そしてその原因を速やかに解明していくことが必要不可欠なんだけど、実際にはわからないということもあったりはする。そしてその原因が分かったとしても治療できるもかどうか、治療に反応してくれるかどうか、というこ