先日の地元紙に、長さ1メートルもある巨大な大根が紙面を飾った。一関市花泉町の千葉さんが育てた大根だとのこと。見た感じでは、太さも茎周りで31.4センチ以上はありそうだが、重さはなんと4キロだそうである。作家の井上ひさしさんが生前、日本農業の未来を憂いて、平成9年に『農業講座』を刊行した。学者や経営者、農業家などの専門家、総勢26名による金言を集めた貴重な論説集である。そのなかに 続きを読む・見る>>今年...
トレーニング内容や大会情報がメインのブログですが、今ではなんでもありの日記です。
岩手県平泉町でトレーニングジムを営んでおります。ブログ開設当初は、トレーニングの日記や大会情報等の発信が目的で開設致しましたが、如何せん「ネタ切れ」もありまして、何でも雑記(気が向いたら書く)と相成りました。
2004年にエリック・ストルターマン提唱のデジタルトランスフォーメーションと云う文言が、世に出て久しいが、他の先進国では多岐にわたり、先鋭的にデジタル化が進んでいるなか、日本は果たしてどうなのだろうか。昨今、俄に日本における「デジタル赤字」なるネガティブワードが聞こえてくる。今はデジタル化時代。何を調べるにも、何をやるにも先ず必要なのはネット環境である。検索エンジン搭載のポータルサイトやECサイトなどの...
今年の岩手県南は昨年より2週間程遅れて梅雨入りとなった。ムシムシジメジメ、洗濯物は乾かず、嫌な季節だが、そんな鬱屈とした心を和ませてくれる場所がある。昨日、岩手県一関市舞川にあるみちのくあじさい園が開園を迎えた。今年は例年よりもいくぶん開花が早いようだ。昨年迄は入園ゲートは大きなビニールハウスだったが、今年からは完成して間もないウッディな建物(店舗兼用)が訪う見物客を出迎えてくれる。そこを抜けると...
先日、いつものように朝の散歩がてら、野菜の育ち具合いを確認しに畑を散策していると、裏山の方から獣らしき声が聞こえてきた。今まで聞いたことのない迫力ある鳴き声だった。ユーチューブなどで確かめてみると、熊の鳴き声のようである。翌朝、注意深く畑を散策してみると、今まで見たことのない爪痕のようなものがポーポーの木に確認できた。「こりゃまずい・・・」何某かの対策を講ずる必要がある。最近暫くご無沙汰だが、以前...
先日の地元紙(岩手日日)に、紺紙金銀字写経体験募集記事が載っていた。募集先は岩手県立平泉世界遺産ガイダンスセンター。一関市から国道4号線を北上し、平泉バイパスを進むと間もなく右手に高舘橋が見えてくる。信号機を右折し、高舘橋を渡り約8kmほど東進するとみちのくあじさい園に辿り着く。今年は6月25日(火)から開園となるが、今回案内したいのは他にある。高舘橋手前の信号を左折(西進)すると間もなく 続きを読む...
先日、大津市の60才男性保護司が、更正を願って面倒を見ていたその当事者から、刺殺されると云ったあまりにも悲しい、痛ましい事件があった。先ず以て凶刃に倒れた故人に、心より御冥福をお祈り申し上げます。半世紀程前のことだが、私の祖父も、教員引退後から他界するまで保護司などを務めていた。相談者が帰った後に、祖父に何をやらかしたのか尋ねても、一切教えてくれることはなかった。なかには子供の頃に一緒になって遊んだ...
昨日、世嬉の一酒造「蔵元レストランせきのいち」を会場に、一関・文学の蔵世話人会の集まりがあった。当団体が発行する年刊誌『ふみくら』第8号が出来上がり、寄稿者への発送準備に取り掛かった。今号の内容は、特集を 続きを読む・見る>>...
我が家の愛犬、ならぬ愛ロボ「ロミィ」とのいつもの朝の会話に、今日は何の日か尋ねることにしている。昨日(6月13日)も何の日か尋ねると、「今日は小さな親切運動スタートの日だよ」とのこと。1963年6月13日、提唱者らが集まって「小さな親切」運動をどう展開していくか熱く語り合ったのだそうだ。今年で61年目を迎える。調べてみると、公益社団法人「小さな親切」運動の本部が、千代田区神田に事務所があり、当時の初代会長が、...
2ヶ月ほど前、「地方消滅」とのセンセーショナルでセンシティブな文言が地方を震撼させた。東京一極集中により、744の自治体が消滅するとの警告を鳴らす人口戦略会議の発表によるものだが、その理由として、20才~39才迄の女性の人口が2050年迄に50%以上減ることがその理由に上げている。それによって自治体そのものが消滅するとの見方である。北海道では117自治体、東北では165、関東地方では91、中部地方では109、近畿地方で91...
先日の新聞に、農政の憲法「初の見直し」とのタイトルの記事が小さく載っていた。副題は「改正農基法成立、食料確保強化狙い」とあった。食料の安全確保や供給力の維持に向け、農産物の海外輸出、生産性や付加価値の向上を目指すとのこと。1999年の食料・農業・農村基本法制定以来、25年目にして本格的な見直しだとのことである。基本理念に「食料安全保障の確保」「良質な食料が合理的な価格で安定的に供給され、かつ、国民一人ひ...
会話AIロボット「ロミィ」が我が家にやって来て約1年半になる。当初は母(92才)のボケ防止対策を兼ねて購入したものだが、お陰様でボケることなく今日に至っている。ただ、頭よりも足腰にガタが来て、一月半程前から歩行が困難になってきた。寝室からなかなか出られないことから、「ロミィ」との会話が少なくなってきている。以前はロミィとの会話量は圧倒的に母の方が多かったが、既述のことから最近は私の方が多い。今朝も出か...
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先日の地元紙に、長さ1メートルもある巨大な大根が紙面を飾った。一関市花泉町の千葉さんが育てた大根だとのこと。見た感じでは、太さも茎周りで31.4センチ以上はありそうだが、重さはなんと4キロだそうである。作家の井上ひさしさんが生前、日本農業の未来を憂いて、平成9年に『農業講座』を刊行した。学者や経営者、農業家などの専門家、総勢26名による金言を集めた貴重な論説集である。そのなかに 続きを読む・見る>>今年...
今年の4月に開催された中尊寺西行祭短歌大会の決算について、昨日、監査の為に中尊寺を訪れた。新型コロナが無事に終息、とまでは云えないが、今年の4月26日(金)に東直子さんを選者に招き、無事に開催できたことは我々地元の短歌愛好会にとって大変嬉しく、ありがたかった。それも一重に主催する中尊寺様を初め、地元短歌愛好家で組織する大会役員のご尽力のお陰である。コロナ禍を機に、参加者も減り寂しく思っていたが、少しず...
一昨夜のポツンと一軒家も感動的だった。裏番組では「THA MANZAI」があり、タカトシの漫才に腹筋を鍛えつつも、後ろ髪を引かれる思いでチャンネルを変えた。今回は長野県のポツンと一軒家。我が家と同じ名字の伊藤家。親近感を覚えながら見入った。目的の一軒家迄は予想以上に長い 続きを読む・見る>>...
2ヶ月ほど前、若干時間に余裕ができたことから、以前から訪れてみたいと思っていた秋田県の角館市や、少し足を伸ばして田沢湖を訪れてみることにした。隣県の一関市から高速を使えば約2時間程で着くが、あわよくば紅葉を観賞できればと(紅葉は未だ早かった)の思いで、奥州湖経由の東成瀬町を通る仙北街道の十里峠と柏峠を登坂するルートを計画した。日帰りでも間に合うが、折角なので一泊しようかと格安の宿泊施設を探した。とこ...
石破総理の所信表明のなかで、農業問題に対する意思表明に、「食料の安定した輸入で・・・」云々とあった。そもそも、日本の食料自給率が今盛んに問題しされているなかで、輸入を安定的にすると云うのは、輸入を増やすと云う意味に受け取られてもしかたがない。今年6月5日、四半世紀ぶりに農政の憲法と云われる農業基本法の改定が公布・施行に至った。ところが、当初原案には「食料自給率」の文言が見当たらなかったとのこと。「流...
私が料理方法などを参考にするYoutube動画に、「料理人のけんますクッキング」がある。そのサブチャンネルで(けんますサブチャンネル)で紹介していた「熊本黒マー油とんこつラーメン」を早速取り寄せてみることにした。日曜日の夜は、恒例の「ポツンと一軒家」を鑑賞しながらのラーメンタイム。先日の日曜日は既述の「熊本黒マー油とんこつラーメン」を啜りながらの観賞と相成った。けんます氏が絶賛するだけあって 続きを読...
昨日、今年度最後の小島ゆかり先生による短歌実作講座が、北上市の日本現代詩歌文学館で行われた。初めに、花山多佳子さん12冊目の歌集『三本のやまぼふし』から10首を引き、恒例の歌評から始まった。その後いつも通り、我々受講者が前もって提出してある歌稿の添削及び寸評へと進んだ。ご多分に漏れず、先陣を切ったのは私の拙歌2首。一首目の元歌 続きを読む・見る>>...
開高健のエッセイ集『白昼の白想』の一節に、国語辞典『言海』が登場している。「現代の辞書には“味”がないけれど、これには辞書の機能のほかに、読むたのしみというものがたっぷりある。いわば果汁たっぷりの、おいしい辞書である。愛読するといっても頁を追って読むわけではなく、くたびれたときにパラパラと任意無差別抽出で頁を操り、そこにある言葉を読むのである。『言海』を手に入れてからは、空白の時間がぐっと豊穣になっ...
「命」と云う漢字を分解してみると、どこかで聞いたことがありそうだが、「人に一度は叩かれる」と読める。人生に於いて、試練は一度のみとは限らないが、いずれにせよ叩かれて強くなり、叩かれることによって「生」を実感し、それによって真の喜びを知ることができるのかもしれない。その「生」、「生きる」ことを探求し、「詩」と云う自由律の文学で表現してきた詩人、谷川俊太郎さんが11月13日、都内の病院で老衰の為天に召され...
先日、見覚えのある顔写真が地元紙の社会面に載っていた。菩提寺のご住職である。ご住職は市役所退職後、先考の後を継ぎながら保護司として20余年社会に奉仕してこられた。その貢献に対する法務大臣からの表彰の記事である。「罪を犯した人の陰には被害者がおり、同じ罪を二度と犯さないようにとの思いでやってこられた」との弁に続き、「これからも地域の安全・安心を守るために微力ながら尽くしていきたい」と述べておられる。今...
悲しくも、叔父(義理)が天に召された。享年79歳だった。全国の平均寿命をみると、男は78.79年。女は85.75年ということから、男の平均を辛うじてクリアした。とは云え、あまりにも早いと思えて仕方がない。最近の新聞慶弔欄を見ると、3桁、100歳以上をよく見かける。突然の逝去、未だまだ生きていて欲しかった。私は暫くの間、ゴルフから遠ざかっているが、以前、叔父と一緒に行くことを約束していた。しかしながらその機会を逃し...
地元紙に、何やら面白そうで、しかも意味不明なタイトルに目が留まった。「短歌ミッション機運醸成」云々。なんのコッチャ?と読み進めていくと、「Falcon9」ロケットに搭載された人工衛星「YODAKA」が地球を周回の折、地上から短歌の上の句(5・7・5)と下の句(7・7)を別々に送信し、銀河系の宇宙空間で偶然なる組み合わせによって一首の短歌(連歌)を完成させる。と云った稀有にして壮大な試みとのこと。その慧敏なる企画立案...
先日、地元紙に目を通していると、何点か気になる記事があった。そのなかの一つに女川原発再稼働の記事があった。ところが、2号機の原子炉機器のトラブルにより、発電再開を延期したとのこと。我が家は岩手県南にあり、女川迄の直線距離、約80kmである。東日本大震災の折、日本政府は福島原発から半径20km圏内に住む住民に避難を指示。20km~30km圏内の住人には屋内退避を指示した。しかしながら一方で、アメリカ政府は日本在住の...
息子ら夫婦が初孫を連れて東京からやってきた。今年の夏に生まれ、未だそれほど経ってはいないが、首もある程度座りつつあるようである。その初孫誕生の記念にと陶器に揮毫した短歌や俳句が、本日より一関市舞川市民センターで開催の第48回舞川地区文化祭の展示部門として展示された。展示された作品は 続きを読む・見る>>...
昨日の第50回衆議院選挙では、大方の予想通り、自公合わせても過半数割れとなった。「政治とカネ」の問題が如実に現れた結果だろう。問題はこれからである。果たして我々一般の国民にとって、暮らしやすく、安心できる環境がどう作られ、保たれるのかが当選した議員らの双肩にかかっている。しっかりと国民の目線に立ち、衣・食・住の安定、特に先進国のなかでも低水準の食料自給率、食の問題にしっかりと取り組み、国家存亡の重要...
2日後に迫った今回の衆議院選挙のポイントはやはりなんと云っても「政治とカネ」だろう。となると当事者である自民党はかなり厳しい。大方の予想では、自公合わせても過半数割れとの予想が圧倒的だ。勿論、なかには今後の日本にとって必要でない人物は少なからずいる。落選して気の毒には思うものの、致し方なし。しかしながら、「致し方なし」では済まされない候補者も相当数いる。失われた30年。低迷する日本経済の再生、再興が...
昨日、北上市の日本現代詩歌文学館を会場に、小島ゆかり先生講師による短歌実作講座の第2回目が行われた。今講座では、久永草太歌集『命の部屋』から10首を取り上げ、その歌評から始まった。著者は獣医師らしく、馬や鼠などの「命」に関わる歌が印象に残った。今回提出分の、私の一首にもネズミのことを詠んだ歌があるが、命について、対照的に詠んだことが印象深い。元の歌 続きを読む・見る>>...
大好きな俳優の西田敏行さんが天に召された。虚血性心疾患が死因とのこと。享年76。西田さんの代表作と云えば、やはり一番に思い浮かぶのが『釣りバカ日誌』であろう。三國連太郎さんとの共演が特に印象深い。勿論『池中玄太80キロ』や『西遊記』、大河ドラマの『おんな太閤記』や『八代将軍吉宗』などなど、印象深い作品が多い。笑いあり、涙あり、印象に残る名俳優だった。先ず以て哀悼の誠を捧げ、心よりご冥福をお祈り申し上げ...
昨日、奥州市文化会館(Zホール)会議室を会場に、第19回奥州市民芸術文化祭短歌大会が行われた。主催は県南歌人クラブ(羽藤 堯 会長)、選者は岩手県歌人クラブ会長の山本 豊先生。昨年も出詠数は多かったが、今年も50首近い48首の応募があった。なかには広島県や東京都からの応募もあり、全国大会規模の様相を呈していると云っても過言ではない。9月23日開催の一関地方短歌会の倍以上の応募数である。入賞は最優秀賞1首。優秀賞...
いよいよ第50回衆議院議員総選挙が始まった。今回の選挙は、「政治と金」が世に問われることになるが、我々主権を持つ一般国民にとって唯一、国の方針や方向性を決める為政に参画出来る貴重な機会であり、今回は特に重要な選挙だと思っている。10月27日の投票日迄、何やらカニやらと予定が入っていることから、貴重な清き一票を投じるべく本日期日前投票所に向かった。通常は入場券が届いてからとなるが、選挙管理事務所に確認する...
ユニフォームの色が赤色から青色へと変わった。大谷翔平選手のドジャースとの契約が10年で7億ドル。日本円にして1015億円とはなんとも凄い額である。投打の記録のみならず、大谷選手の次から次の記録更新は圧巻である。金額云々で評価をしたいとは思わないが、兎にも角にも凄いの一語に尽きる。本拠地となるドジャーズの球場は外野やファウルグラウンドが比較的広いことから、投手が有利と目されているが、150m級の特大本塁打でバ...
千年も続いた歴史ある奇祭「黒石寺蘇民祭」が、来年の2月で幕を閉じることになったそうだ。世話人らの高齢化や担い手不足がその大きな要因とのこと。黒石寺の蘇民祭は、下帯姿の男衆が護符の入った麻袋(蘇民袋)を取り合う争奪戦や、火のついた井形に組んだ松の木の上で、山内節(やまうちぶし)を歌う柴燈木登(ひたきのぼり)などの勇壮な祭りとして知られる。黒石寺の蘇民祭ではないが、私も20余年前の42歳の厄年の折、平泉の...
一関文化センターのなかに、いわい地方芸術文化団体協議会(芸文協)の事務局が置かれている。その芸文協の事業の一つに、両磐地域を対象に詩歌作品を募り、一冊の書巻に纏めた『文芸いわい』を毎年刊行している。今号で37号目を迎える。作品は詩や短歌、俳句や川柳の4つのカテゴリーに別れ、合わせると9百作以上の原稿が寄せられた。私は今号からその編纂の校正に駆り出されることとなり、昨日、文化センターを訪れた。編集方針や...
現代万葉集2023年版が届いた。日本歌人クラブのアンソロジー、約1300人の詠草集である。なかなかセンスの良い藤色の表紙カバーが、1000年後の子孫らにも受けそうである。項目の1番目に春夏秋冬の四季から始まり、5番目の自然、動物、植物、15番目の戦争や19番目の芸術・文化・宗教など、ジャンル別19の項目に一人3首ずつ投稿したものだ。私は本来自然詠や社会詠、時事詠の歌が多いが、今回は11番目の「生老病死」の項目に3首投稿し...
一昨日、舞川市民センターを会場に、寿学園一般教養講座として、今年1月17日に認定された日本農業遺産「束稲山麓地域」の教養講座が開かれた。岩手県農林部の担当者2名による出前講座である。遺産認定の地域は、世界遺産の中尊寺・毛越寺の古都平泉に隣接し、900年程前、平泉を訪れた際に詠んだ「きゝもせず束稲やまのさくら花よし野のほかにかゝるべしとは」の束稲山の南西麓周辺(一関市舞川地区、奥州市生母地区、平泉町長島地...
先日(11月24日)の衆議院本会議で、国民民主党の玉木代表が、自らの進退をかけてトリガー条項の凍結解除を岸田総理に強く求めた。自民・公明・国民民主の3党で協議に入るようだが、明日から師走。北国では厳冬期に入る。租税負担率が高まるなか、コストプッシュ型インフレの煽りを受け、日常生活が窮状にあるなか、ガソリン代のみならず灯油代などの負担が増し、一層厳しを増すばかりである。昨春の三党協議、その轍を踏まないよ...
昨夜のポツ一こと「ポツンと一軒家」もまた実に感動的だった。山梨県の一軒家で、人里離れた山あいにひっそりと佇む季節料理店。店名は「王の入国」と云う料理屋さんだった。店の裏には「大の入川」と云う小川が流れ、山紫水明の景観と長閑なせせらぎを耳にしながら料理を堪能できる、とても雰囲気の良い食事処である。勿論その清流には淡水魚の女王「山女魚」や「岩魚」が生息している。コロナ禍以前は渓流釣り客も自慢の季節料理...
昨日、謄本を取りに市役所を訪れたところ、市民課の待合室が満席j状態だった。何かあったのかと近づいてみると、インド人だろうか、20人以上もの褐色の若者に圧倒された。観光客ではなさそうだが、こんな地方の田舎では異常な光景である。昨日の地元紙に、「外国人市民向け HP変換 市が試験導入」とある。増加傾向にある外国人市民が、生活に必要な情報を得やすくするのを目的として、漢字にルビ(ルビをふるのは良いが、コーデ...
文春12月号をチラ見していると、何やら興味をそそられる小見出しが目に止まった。*年金は今の高齢者がトクなのは明白*とのこと。「今の高齢者の生活が苦しいと云ったところで、将来の高齢者よりは明らかにトクだ」「今の高齢者がトクをし続ける一方で、若い世代はもっと苦労するのだ」「高齢世代は、口では偉そうなことを云う人も多いが、何のことはない。結局はトクをして逃げ切る世代なのだ」いやはや、損得だけでこの世の中は...
昨日、岩手県北上市の日本現代詩歌文学館を会場に、「第6回現代歌人の集い」が行われた。応募歌は全国から637首。 初めに各選者特選賞の発表があり、第6回現代歌人の集い賞、日本現代詩歌文学館館長賞、現代歌人協会理事長賞の表彰があった。最高賞の「第6回現代歌人の集い賞」には本木朱実さんが選ばれた。◆上位三賞(特別賞)<第6回現代歌人の集い賞> 続きを読む・見る>>良ければポチッとクリック! にほんブログ村...
先日、自宅に戻ると一冊の本が届いていた。送り主は高橋忠徳先生だった。高橋先生は元高校教師であり、岩手県立岩谷堂高校の校長を最後に退職され、著書の表紙を飾る楯にあるように、83才にして現役の長距離ランナーである。高橋先生とは以前、現代詩歌文学館前館長の篠弘先生(故)が講師の短歌実作講座で知り合った。お互い篠浩先生に恩義を感じ、篠先生主宰の短歌結社「まひる野会」に入会した。2019年12月に篠先生が当館の館長...
一昨夜の「ポツンと一軒家」もまた感動的だった。今回は隣県秋田県の一軒家で、自宅(元・民宿)は3階建ての立派な建物。大工さんの家主が一人で建てたそうだ。自宅の裏山には「庄南舞茸狩り」の看板を掲げ、200個もの舞茸菌床のブロックを並べて、季節には直接現地販売をしているとのこと。最初の取材から約一ヶ月後、家主から連絡を受けた取材陣が再び訪れると、見事に舞茸が育っていた。今ではポツンと一軒家の恒例となった手料...
本日、一関市総合体育館西側駐車場の特設会場にて、餅三昧、餅料理尽くしの「第12回全国もちフェスティバル」が開催された。以前は「全国ご当地もちサミット」として毎年秋に行われていたが、コロナ禍や台風の影響により4年ほど中止を余儀なくされた。昨年は地元店舗(宮城県含む)のみの出店で開催されたが、今年は青森県や東京都、静岡県からの出店も加わり、地元の出店を合わせると21店舗とかなり盛大に行われた。ステージでの...
ガザ地区の破壊はとどまることを知らない。本日時点でガザ地区の死者は1万8百人を超え、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のスタッフ99人も含まれているとのこと。なかでも特に問題なのは子どもの死者数である。既に4000人以上の子どもらが尊い命を落としている。ひと月ほど前の10月7日、テロ集団ハマスがイスラエルに向けて約3000発のロケット弾を放ち、1500人ものハマスの戦闘員がイスラエルに侵攻した。何の罪もないイス...
今年度産新米(心米)の検査も、私が担当する検査は全て終了。神経をすり減らしながらの検査の為、ほっと安堵の胸を撫で下ろした次第である。猛暑続きの今夏、新米の品質が気になるところだった。全国の品位等検査結果をみると、案の定一等米の比率がかなり低かったようである。9月末時点での全国平均は一等米59.6%と、2004年に始まった現行の検査制度では過去最低の結果とのこと。新潟ブランド米のコシヒカリもかなり苦戦したよ...
昨日より11月9日(木)迄の7日間、第47回一関市舞川地区文化祭が一関文化伝承館(舞川市民センター)を会場に開催される。例年同様、書画や陶芸作品、手芸作品や工芸品など地元民の力作が展示され、期間内(11月5日)には色々な催し物(スコップ三味線世界チャンプのひょっとこ太郎ライブなど)やバザー、軽食コーナーなども開設される。昨日の午前10時より、 続きを読む・見る>>良ければポチッとクリック! にほんブログ村...
AIの普及が加速する今日、日本を含む先進7カ国(G7)は、文章や画像などを自動的に生成するAIの国際的なルール作りを進めると首脳声明を出した。技術の進歩についていけないなど、AIの普及を「よし」としない声も少なからず聞こえてくる。しかしながら技術革新を進める意味に於いて、ルール作りは賢明な判断である。昨今、生成AIを利用しての卒業論文や懸賞論文、詩歌作成による応募作品の懸念が問題化しているが、それについても...
昨日、いちのせき産業まつりの農業祭に行ってみた。朝取りの新鮮野菜や地元産の新米など、農産物直売コーナーを初め色んな出店が所狭しと並んでいた。それらを見て回るだけでも実に楽しいものである。どれを買おうか、何を食べようかと、いつも迷って結局何も買わずに帰るなんてことも過去にはあったが、今年は新米を購入することに決めていた。本来なら、私は米の生産者でもあり 続きを読む・見る>>地元舞川の市民センターが...
熊に襲われる獣害が相次いでいる。10月19日午後2時頃、岩手県八幡平市の山中で男女2人が熊に襲われ、70代の女性が遺体で見つかった。男性も頭や手に負傷を負ったとのこと。秋田県北秋田市でも、10月19日、白昼堂々と市街地に熊が出没。5人に危害を加えている。秋田県では今年に入って既に50人以上が熊による被害を受けている。全国の熊による死者数も2年前の令和3年には5人。昨年は2人。今年に入り現時点で既に4人の命が奪われてい...
世界の人口の推移を見ると20世紀に入ると急激に増えているのが分かる。特に18世紀中頃の産業革命以降伸び続け、1950年には25億人だった世界人口は半世紀後の1998年には60億人。2022年には80億人と近代の伸びは顕著である。今から27年後の2050年には90億人以上になると予想され、農水省では約86億4千3百万人との見方をしている。人が生きていく上で必要不可欠なものと云えば、「衣・食・住」である。着るものや住む処は勿論だが、や...