子宮頸がん(Ⅰb2期)が見つかったライターの闘病ブログ。子宮・卵巣を摘出後、抗がん剤治療と放射線治療を受け、現在は寛解。闘病中に感じたこと、仲間にしてもらって嬉しかったこと、治療を乗り越える私的テクニック、がん友とのあれこれを綴ります。
第37話【放射線+抗がん剤⑤】抗がん剤治療1回目(2日目)。ふらつきとホットフラッシュ⁉
抗がん剤の初日は終えましたが、CT療法では、シスプラチン投与の翌日も点滴をするんです。様子を気にしてくれる方がいる。それだけで気分がほっこりして、ストレスってやわらぐんですよね~。なんかとにかく暑いんですよ!午前中はいいんですけど、午後にな
第36話【放射線+抗がん剤④】抗がん剤治療1回目(初日・後半)。やってもやっても点滴が終わらない⁉
テンションを上げて抗がん剤を受ける術を身に着けました!おかげで、治療がだいぶ楽しくなったのですが……。抗がん剤のあとは、輸液や利尿剤、飲み水などで、とにかく抗がん剤を排出します。おしっこめっちゃ出るので、利尿剤が始まると、15分おきにトイレ
第35話【放射線+抗がん剤➂】抗がん剤1回目(前半)。投薬を楽しく乗り切るには?
いよいよ始まりました、抗がん剤!とにかく緊張しますよね~……。私が飲んでいたのは「イメンドカプセル」という吐き気防止のお薬。めっちゃ強い吐き気止めなんでしょうね~。6本中4本が「輸液」。抗がん剤が終わった後は、輸液をガンガン流すことで、強力
第35話【放射線+抗がん剤➂】抗がん剤1回目(前半)。投薬を楽しく乗り切るには?
いよいよ始まりました、抗がん剤!とにかく緊張しますよね~……。私が飲んでいたのは「イメンドカプセル」という吐き気防止のお薬。めっちゃ強い吐き気止めなんでしょうね~。6本中4本が「輸液」。抗がん剤が終わった後は、輸液をガンガン流すことで、強力
第34話【放射線+抗がん剤②】放射線治療1回目。放射線酔いになりました……
再入院の初日から、放射線治療が始まります。はじめての放射線。緊張です……。熱かったりとか、ジリジリしたりとか、何か感じるの⁉ものすごくドキドキしていたのですが……。ホントに放射線って、ビックリするほど何も感じないんですよ!局部にピンポイント
第33話【放射線+抗がん剤①】シスプラチンを使って「同時化学放射線療法(CCRT)」、はじめます!
とうとう抗がん剤治療と放射線治療をやることになっちゃいました……。腹をくくるべく、まず病院内で向かったのは……。私が入院していたのはがん専門の病院だったので、院内美容院がありました。残バラ状態で外に外の美容室に行かなくていいというのは、なん
第32話【治療の中休④】放射線治療のスタート前に、固定具を作ってもらいました
病理検査の結果、残念ながら抗がん剤と放射線治療をやることに。そのための入院前をする前に、放射線治療に使う「固定具」をつくることになりました。なので、治療前に1時間ほど、おしっこをガマンして膀胱にを溜めるのです。固定具も、1時間分の尿を溜めた
第31話【治療の中休③】抗がん剤をやることになったので、髪をどうにかしてみた
病理検査の結果が出るまで、宙ぶらりんになっていた「今後の治療の有無」。ようやく検査の結果が出たのですが……。正直、涙が出そうになりました。「治療ができるだけでも、ありがたいことなんだ」と気づくのは、ずいぶん経ってからだったので。でも、やっぱ
子宮頸がんで子宮や卵巣を摘出すると、下腹部に20~30㎝近い傷が、残念ながら残ります。ただ、わたしはこの傷跡がいやではありません。というのも……。病院でドクターにも「お腹の傷、ブラック・ジ●ックっぽくて気に入ってます!」と言ったら、だいぶ無
手術を終えて、とりあえず退院し、うちに帰ってきました!抗がん剤をやるのかどうか、病理検査の結果が出るまで、しばしの中休みです。家に戻れてうれしかったのは、久々に飼い鳥に会えたこと。ことりはホントにかわいいなぁ。と1日70回くらい言ってました
子宮頸がんの手術が済んだあとは、おしっこを自力である程度出せるようになれば退院です。しかし、これがなかなか難しく───。歩きまくって回復を早める以外、ホントにすることがありません。めっちゃヒマ。なので、がん友とのお茶がたまらなく至福!普通は
第27話【手術入院⑩】覆水は盆に返らない。手術後の生活制限のこと。
手術を終えてからしばらくの間は、いくつか生活上の注意点があります。例えば、こんなことです。中華麺好きな方にとっては、しらばくの間、辛いかも?ただ、一時的にではなく、長期的に気をつけなければいけないこともいくつか。それが……。男性用。だって、
日ごとに手術の痛みがやわらぎ、体のほうはどんどんラクになってきます。子宮・卵巣の手術は尿管のそばの神経をいじるので、一時的に排尿の感覚がなくなります。出てるんだか、出てないんだか、自分でもよくわかりません……。尿管に差したカテーテルを通じて
第25話【手術入院⑧】入院時の頭痛・腰痛、もしかしてあの習慣のせい⁉
徐々に手術後の痛みが引いてきたとりだまり。積極的に起き上がって、歩くことにしました。というのも……。術後は歩くほどに痛みがやわらいで行きました。ムリのない範囲で、少しがんばって歩くと、回復が早くなるみたいです。とはいえ、ちょっと気になること
痛み止めの種類を変えてもらったら、びっくりするほど痛みを感じなくなりました。痛みがないって、なんて幸せなんだろう!点滴で入れている薬のニオイと、ケモノのような汗臭があいまって、「お願いだから誰もそばに来ないで!」というバッド・スメルに。なに
手術を終え、ニブイ痛みを抱えながら、なんとか長い一夜が明けました。今日は昨夜よりラクになるかと思ったのですが……。ホントそのとおり。素直に痛み止めを変えてもらえばよいのですが……。似たような手術をした同室の方たちは、あまり痛がる様子もなく、
麻酔であっという間に寝落ちしたとりだまり。目が覚めると……。とにかく寒くて全身ガクブル状態。あったまってきたと思ったら、再び意識が途切れます。そして、目が覚めると……。術後は自分でボタンを押して注入するタイプの麻酔を使用しましたが、効いてる
いよいよ手術当日。やっぱりちょっと緊張します……。「メガネケースがない」というと、なぜか非常に戸惑う看護師さん。「ないなら、しかたない」ということで、とりあえずそのまま手術室へ向かうことに。ちょっとお母さん。せっかく看護師さんに渡された、私
さて、手術前日には、まだまだやることがあります。たとえば、こんなことです。同じような境遇の人と、バカ話をできるだけでも、ものすごく気持ちが軽くなります。がん友、最っ高!!!!「子宮と卵巣取るのに、なんの感傷もなかったのかよ」と今になると自分
第19話【手術入院②】「手術前日、看護師さんに言われたこと」
翌日の手術やその後の過ごし方について、看護師さんから説明がありました。そこで、思わずギョッとするような話を聞かされます。手術の説明書類を見ると、「お腹を15㎝ほど切開し、子宮、卵巣、卵管、リンパ節を摘出」と書いてありました。もちろん、内視鏡
第18話【手術入院①】「いよいよ入院! リンパ節郭清って何ですか?」
がん宣告から、約1か月半後。手術のために入院することになりました。不安な入院生活が始まります。病院の薬のニオイが本当に苦手です。あれを嗅ぐと「わたしは病人」という実感がひしひしと。ドクターのお話を聞くのも、不安しかない……。「リンパ節 郭清
第17話【入院準備⑥】「人には言えない⁉ 手術直前のセルフケア」
明日はとうとう手術のための入院日。その前に、わたしには、人様に内緒でこっそりやっておきたいセルフケアがありました。それが……。綿棒。どこからどう見ても、綿棒です。これで何をするのかというと……。へそ掃除は数か月にいっぺんしかしないので、へそ
第16話【入院準備⑤】「がんになったら、視界が変わりました」
がんを宣告されて、約1ヶ月。この頃になると、なぜか世界の見え方が変わっていました。不思議なことに、人混みにいても、私にとって大事な人だけがやたらとカラフルに見えるようになっていました。そして、他にも……。家族や友達を後回しにして、仕事ばかり
がんになったことを告げたら、あっさり仕事を切られてしまいました。自分の無能が悔やまれますが……。せっかくいただいている仕事を他の方に譲るのは、わたし的には実につらかったのですが……。治療中も仕事を続けさせてくれるという、うれしすぎるお申し出
いつまで続くかのかわからないのが、がん治療。だからこそ困るのが、収入減(仕事)のことなのですが……。がんを治せずに死ぬのも怖い。生き残って、またはじめるのもちょっとしんどい。このときはそんなふうに思っていました。だから、仕事関係の方に連絡す
第13話【入院準備②】「娘にがんだと告げられた両親は……‼」
なんとも気が重い、両親への報告。泣かれても怒られてもホントこまる……。わたしもアラフォー。高齢なんで、あんま期待してなかったとも思いますが、さすがに両親に「孫残せなくて……」と直で伝えたときはヘビーでした……。そんなこと娘に言われた両親のほ
子宮頸がんの手術をひと月後に控えて、入院するための準備をはじめました。当り前だが、収入保障なんてない! それがフリーランス!当り前だが、収入保障なんてない! それがフリーランス!自分が倒れれば、そこまで。それがフリーランス。なので、夫婦と.
もし抗がん剤をやることになっても、めっちゃいいウィッグを買うことを決めて、闘病の決意を固めたとりだまり。ウィッグへの気づき意外にも、さらにうれしいできごとが……。がん友との出会いで、すっかり心が軽くなりました。しかし、現実は───。がん友と
第10話【発覚しました⑤】「がん治療って、思ってたほどこわくない⁉(後編)」
抗がん剤治療(まだやるって決まってないけど)に光明を見出したとりだまり。そしてついに、ずっと気になっていたあの話を、思い切って聞いてみるのでした。抗がん剤治療でエステって何───⁉抗がん剤治療でエステって何───⁉なるほど、ナチュラルってお
第8話【発覚しました③】「がん治療って、思ってたほどこわくない⁉(中編)」
すでに抗がん剤を体験したという美人患者さんにお会いしたとりだまり。こうなると、ジッとしてはいられません!抗がん剤といえば、「とにかく吐きまくり」という印象だったのに!さらにこのあと、(わたしにとっては)さらに意外な事実が告げられます!抗がん
第8話【発覚しました③】「がん治療って、思ってたほどこわくない⁉(前編)」
夫にがんであることを伝えたとりだまり。その日のうちに、翌月に控えた入院の手続きをすることになりました。がんになったことは、わりとあっさり受け止めることができました。しかしハゲるのはなかなか……。そんな私に、このあと、とってもうれしい出会いが
混乱しやすい「クラス」と「ステージ」自治体や病院の婦人科で「子宮頸がん検診」を受けると、混乱するのが「クラス」と「ステージ」の違いではないでしょうか。わたしたちが聞き慣れているのは、たぶん「ステージ」のほうですよね。だって、ドラマや映画では
検査結果はクロ。子宮頸がんのIb1期でした。まずは、家族である夫に伝えなければ。落ち着いて対応してくれた夫の存在が、とてもありがたかったです。ややホッとしたこともあり、このあと、思わず不安をこぼしてしまいました……。落ち着いて対応してくれた
がんの専門病院で詳しい検査をしてから1ヶ月。ようやく診断結果が出ます。覚悟していたこともあって、白黒ついたときは、ちょっとホッとしました。とはいえ、もちろん大ショック!これから、治療の具体的な話が始まります。覚悟していたこともあって、白黒つ
ここでは、子宮頸がん患者だった私が、病気が発覚した当初、わかりづらくて困ったことを簡単にまとめてみました。情報は書籍や病院等のサイトを出典としていますが、病気の正確な情報については、担当医にご確認ください。そもそも、がんってどんな病気?がん
再検査のために、がんの専門病院へ行くことになりました。そこで、細胞診に続き、細胞の組織をもうちょっと採取して検査する「組織診」を受けることに……。なんとか無事にがんかもしれない細胞の採取を終えましたが……。なんとか無事にがんかもしれない細胞
前回、ご近所のクリニックで「再検査のために、もっと大きな病院へ」と言われてしまいました。こうなると、これまで見過ごしてきたちょっとしたことが気になるもので……。「運が悪い」「がんかも」と思うと、これまではなんとも思っていなかった不調も気にな
近所の小さなクリニックで受けたがんの細胞診でひっかかった、とりだまり。さらに詳しい検査を受けるために、大きな病院を紹介してもらうことになりました。がん専門病院を紹介してもらうことを決意した、とりだまり。専門病院に決めてよかったこととは?がん
前回、近所の婦人科で「ガンかも」と言われたとりだまり。くわしく検査をすることになりました。細胞診の検査結果を見せられました。でも、「Class(クラス)Ⅲb」ってどういうこと⁉細胞診の検査結果を見せられましたでも、「Class(クラス)Ⅲb
こんにちわ! とりだまりです。今や日本では、2人に1人にががんになる時代とか。わたしも39歳のときにがんが見つかりました。自分の異常に気づいたきっかけは──……。「筋腫もある」と言われたときは、ちょっとドキッとしたのに……。「筋腫もある」と
子宮頸がん(ステージ2)が見つかったライターの闘病ブログ。子宮・卵巣を摘出後、化学療法(抗がん剤治療)と放射線治療を受けて、現在は寛解。闘病中に感じたことや、治療を乗り越えるための私なりのテクニック、周りの人々にしてもらってうれしかったこと、がん友とのあれこれを綴ります。
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