私と両親のことについて考察する前に、父と母の関係についてみておきたい。 それが背景にあって、母と私の密着も理解出来ると思うからだ。 私の育った家庭は夫婦の間に特有の軋轢がある環境だった。 母は「並の女性」ではなかった。 料理も全く出来ず、埃まみれでもほぼ掃除しなかった。 どうにか教師の仕事はしていたが、それも生活のために止む無くだった。 本当は子供なんて大嫌いだったそうだ...
私は兄姉をもつ末っ子で、母親が最も期待した娘だった。「あんたは一番私に近い子だから」というのが母の口癖。私もそう思っていた。誰よりも理解し合える親子だ、とー。「親子」というより個人対個人としていい関係だと思っていた。感動したことは真っ先に母と分かち合う。それは結婚して親元を離れても続き、毎日のように長電話をした。それをおかしいとは思ったことはなかった。まして、親離れ出来ていないのだなんて思いもしな...
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