ちょっとまって!鶏胸肉のジューシー丼レシピを模索してたらとんでもないことに
もうすぐ夏がやってくるというので、食事も少し気にしてみようと思いスーパーで鶏の胸肉を買ってきました。
鶏の胸肉って安くてヘルシーでいいですよね♪
ただパサパサ感がどうしても許せなくていつもは絶対もも肉を買うのですが、ふと思ったんですよね。
胸肉を使ってもも肉よりも美味しい丼ぶりが出来ないかと。
私はトンカツを頼むときもロース一択です。
ヒレが美味しいよ、と聞いてもロースを頼むほど柔らかいお肉が大好きです。
そんな私がこの1パック300円ほどの鶏胸肉を使って満足のいく丼ぶりを作れるか試行錯誤していたところ奇跡が起きたので、皆様にご紹介したいと思います。
まずは胸肉を使った親子丼のレシピから。
鶏肉はムネ、モモに限らず火を通しすぎると絶対に固くなります。
それがいいんだよ、と言われても私には許せません。
なので親子丼を作るときも材料は通常と一緒でつくり方だけを工夫します。
まず初めに鶏ムネ肉とタマネギを炒めます。
ここで煮てしまうと必ずムネ肉は固くなります。
沸騰させないくらいの火加減でじっくりやればなんとかなりますが、ここは美味しく簡単に作るために焼きましょう。
赤身がまだ残るくらいで焼き目がついたら一気にタレを入れて、タレが沸騰したらすぐに卵を回しいれて火を止めます。
と、同時にフライパンにフタをします。
これで1分ほどほっておくと蒸らされてちょうどいい仕上がりになるのですが、ブログのコメントを返しているうちに3分ほど経ってしまいましたw
ともあれ完成はコチラ。
見るからにヘルシーな感じですね!
そして卵の火が通りすぎてますね!笑
まぁ、通常に作る胸肉の親子丼よりは格段に柔らかく仕上がっていますが、それでもジューシーにはほど遠いです。
美味しく親子丼をいただきましたが、これで終わってしまうと所詮胸肉か。という思いをぬぐえません。
てことで再チャレンジ!
やはりね、こういう問題は家庭を持ってるかたこそ切実だと思うのですよ。
出来るだけ食材を安くすませたいけど、子供にも旦那様にも我慢せず美味しいものを食べさせてあげたい!と。
ガッツリ食べられて結果ヘルシーになっていたら最高ですよね♪
というわけで次に挑むのは鶏胸肉を使ったスタミナ丼レシピです。
今回は胸肉を柔らかくジューシーにするために工夫をしてみました。
刺身のようにムネ肉を薄くスライスして、1度お酢につけこみます。
きましたね、これでお酢の力により柔らかくなるはずです。
30分ほどつけこんだら一度水で洗い流してここから一気に炒めます。
にんにくとしょうがチューブを油のなかに入れて、そこにタマネギと漬け込んだムネ肉を入れて火が完全に通る前にそうめんのつゆを入れます。
そうめんのつゆはそのまま薄めずに使えるものが便利ですよ♪
後は若干の調味料を感覚で足していけば完成!
時間にして2分かからないくらいで出来上がります。
ご飯を入れたどんぶりにのりを散らして、その上にこのムネ肉炒めをタレごとかけて上から生卵の黄身をぽとんと落とせば…
鶏むね肉のスタミナどんぶり完成です♪
たまごの黄身が鶏肉に絡んでご飯がすすみます。
ムネ肉も薄くして下ごしらえをしたのでパサつきも感じません。
ただね、これでもダメなんですよ。
多分お店などでこのような感じの丼ぶりを食べたら「ヘルシーで美味しいね♪」と言えるレベルだと思います。
ですが!
まだ所詮はムネ肉を使ったにしては…という最初の文字が消えないのです。
十分節約になってるしヘルシーだし求めたものは出来上がりましたが、これでは家族みんながおかわりしたくなるような絶品丼が出来た!とは言えません。
となればもうヘルシーはいったん忘れましょうw
鶏むね肉を使ったすんげー美味しいどんぶりを作ることに全てを集約させて、とんでもないもの作ってみましょう!
私がとんでもないものを作るといったらもうお気づきですよね?
そうですw
みんな大好き飲み物のコーラです。
またやったよwと思いましたでしょ?笑
でもね、これがとんでもない丼ぶりを生み出してくれました。
凄いですよ、この仕上がりの味は。
味の話は後ですることにして、先にサラッとむね肉を使ったレシピを書いていきます。
まずは、袋に一口サイズに切ったむね肉を入れてそこにドバドバと躊躇なくコーラを注ぎ込みます。
もうね、袋の中でシュワーッとか言ってる異様な光景ですが、無視してこのまましっかり鶏肉をひたして冷蔵庫にいれておきます。
1時間ほど経ったら冷蔵庫から取り出し、鶏肉だけを別の皿に移してカタクリ粉をまぶします。
このとき、漬けておいたコーラはまた使うので捨てないでおいて下さいね!
カタクリ粉をまぶした鶏肉を低温の油でじっくり揚げます。
火が通りすぎないように焼き目がついたくらいで一度取り出し、余熱で火を通してください。
ここから再度高温の油で一気に上げればから揚げが出来上がりますが、今回はどんぶりなのでこのまま使用します。
鶏むね肉を余熱であたためている間に、フライパンでタレ作りをおこないましょう。
熱したフライパンにゴマ油をいれてにんにくとしょうがチューブを少量いれます。
その中にタマネギを入れて、玉ねぎに火が通ったら先ほどむね肉を漬け込んでいたコーラを入れます。
うわwコーラ炒め物のなかにいれちゃったよwという常識は無視して続けましょう。
そこに醤油、みりん、塩などを適量入れて沸騰したら揚げたむね肉をその中に投入して絡めていきます。
もう火は通してあるので軽く絡める程度で大丈夫です。
最後に水溶きカタクリ粉を少量いれてトロミをつけたら完成!
コーラを使ったなんて使った本人も忘れるくらい味はしません。
ただ甘さと旨さがなんともいえないバランスで、ご飯が異常にすすみます。
先ほども言いましたが、これはヤバい!かなりというかめちゃくちゃ美味しいです!
問題の鶏むね肉は柔らかいなんてもんじゃありません。
カタクリ粉のトロッとした衣が良い仕事をしてまして、一口噛むとジュワッと口の中で最高のハーモニーを奏でます。
ただコーラを入れて漬けただけなのに、もはや今までの鶏むね肉とは別物です。
お好みで炒める際にお酢を足して酢豚風にするとか、ラー油を入れてピリ辛にするなども自由自在!
私の好みはどちらかというと子供の好みと似ているので、お子様が食べても絶対美味しいと食べてくれるはずです!
というかちゃんと料理が出来る人に作ってもらって正確な分量を公開していただきたいw
それくらいビックリしたどんぶりになりました☆
この応用で油林鶏などもムネ肉を使ったレシピでかなり美味しくできると思いますので、これからムネ肉料理の時はコーラが手放せません!
でもあれかな?
コストはむね肉+コーラになっちゃうから単純にもも肉を買ってきたほうが安いのかな?笑
ただこの丼ぶりをもも肉で作るとしつこくなって美味しさが落ちると思われます。
ムネ肉も皮がついたまま作りましたが、肉自体がさっぱりしているのでとてもマッチしたのではないでしょうかね。
何にせよ、このむね肉レシピのコーラ丼は絶品なので騙されたと思って一度チャレンジしてみてください。
驚きますよ♪