市場成熟が進む中、どんな企業も必死で仕事に向き合わねば生き残れない時代。
新規顧客の開拓から既存事業の見直し、新分野への進出まで、やるべきことは山ほどある。
なのに、間接部門があの手この手で仕事の邪魔をする──。
営業や開発などの直接部門で、そんな不満を訴える社員が増えている。
実情に合わないルールの導入、仕事に無関係な業務の強制、経営速度を下げる形式主義…。
直接部門からは「存在意義を示すため、無理に仕事を作っている」との声も出始めた。
古くて新しい課題、直接部門と間接部門の不協和音。その真の原因と解決策を取材した。