今回は、かっこいいスーツ姿でキレッキレアクションと結末の映像が斬新すぎるキングスマンについてと、気まずいシーンってある?って話。
結論から言うと、そんなないです。ガッツリ濡れ場シーンないです。
それよりもちょっとグロい。
これまでスパイ映画をたくさん観てきましたが、キングスマンはちょっと風変わりな雰囲気って感じ。
映画キングスマン(1作目)の概要・あらすじ
- 監督:マシュー・ヴォーン
- 製作年:2015年
- キャスト:コリン・ファース、マイケル・ケイン、サミュエル・L・ジャクソン、タロン・エガートン、マーク・ストロング、ソフィア・ブテラ ほか
ちょっとキャストについて小ネタを。
義足の殺し屋ガゼル役にソフィア・ブテラさん出てますが、この女性、私の好きなAmazonオリジナルドラマ「モダンラブ」にもヤスミン役で出ています。
すごく魅力的な女優さん。
キングスマン1作目のあらすじ
ビシっとしたスーツを着こなすスパイ集団のキングスマン。彼らは華麗に敵と戦い、秘密裏にスマートに活動。そのメンバーであるハリーはある日、青年エグジーをスパイにスカウトする。エグジーは17年前に父を亡くし、母と暮らしていた。そしてハリーとともに、人類大虐殺テロを企てるヴァレンタインの計画を阻止しようとするのだが・・・。
超一流のスパイが、ごくごく普通の男性を一流のスパイに成長させ世界を救う映画です。
敵の計画がサイコパスでやばすぎるのと、残虐なシーンがコミカルに(ポップに?)描かれているのが見どころ。
キングスマン1作目のネタバレ感想
まず最初に、キングスマン1作目は気まずいシーンはあるか?について
ラブシーンのような濡れ場は、「ない」です。
ただ、ご褒美シーンみたいなのがあって、最後の最後に女性(囚われていた王女)のお尻がガッツリとパ!!!と出ます。あとセリフちょっとエロチックなのが流れます。
が、濃厚シーンがバンバン繰り広げられるわけじゃない。
ただ、最後の最後にお尻がドアップで映るので(一瞬ですけど)これを気まずいと捉えるかは人によるかも。
男女の絡みではなくお尻だけなんで私はきまずいとは思いませんでした。
二作目のキングスマンゴールデンサークルの方が気まずいシーン多かったです・・。
キングスマン1作目はグロいシーンが多いけど、ポップな描写
そう。キングスマンはグロいシーンがめっちゃ多いです。
冒頭で人間が真っ二つになるグロシーンもあるし。
ファイナルデッドシリーズみたいなグロ(スプラッター系?)じゃなくて、アクションシーンの中で、銃撃や格闘で結構グロい。
それは血が出るグロさもあれば、頭が爆発して花火になるというポップな映像もある。
(頭が爆発といえば、アマゾンドラマのザ・ボーイズでもそういった描写があってすごいグロいんですが、キングスマンは花火になっているのでグロさが軽減されている感じ)
ただし、いくらポップな感じと言っても花火じゃないグロもあります。
例えば教会での殺し合いシーンとか。明るい音楽ととも流れるので、さほどシリアスに映っていないんですがやっていることはかなり強烈です。
マナーを大切にしているスパイ集団って感じで、スーツを着ながら無駄のない動きで相手を倒していく感じ(なんか、スーツが汚れないような動きなのかな・・笑)
キングスマン1作目は、アクションシーンの映像が観やすい・綺麗な動き
アクションシーンで殴り合ったり銃で発砲し合うシーンがあるんですけど、何かが違う。
動きに特徴があるんですよね。
動きと言うより撮影の仕方?映像が丁寧っていうか動きを目で追っていけるんです。
綺麗・・。
だからアクションシーンの動作が理解できる。
そして無駄がない攻撃の数々。
故にスーツで戦う姿が超映えます。かっこいいしスマート。スーツ着ているし。無駄な動きがない。
もうね、的確に狙い撃ちしている様が綺麗に映像で描かれているのです。
一般的なアクションシーンって動きが早くて目で追えじゃないですか。ガチャガチャしてて。
こんな映し方している作品、私はあまり観たことなくてですね。
専門的なことはわかりませんがカメラワークとCGがすごいのかも?この新鮮さ、観ればわかっていただけるはず・・!!!
そしての見逃せないのが協会のシーン。
残酷で完全に頭おかしいとしか言いようがないですし絶賛もできませんが、映画としての見せ場だと思います。
やはりこの場面も、相手を的確に撃ち抜いて動きに無駄のない動きにびっくりしました。
キングスマン1作目は、スパイ道具が面白い
スパイたちが戦うシーンに登場する道具が面白い。ロマンがあります。
いくら俊敏に動いて攻撃力が強くても、人間の力には限界がある。敵も強いし。
だからこういう武器を使うのがある意味人間らしいと思っちゃったし、斬新すぎました。
こういうメカの存在はミッションインポッシブルを思い出します。あれもびっくりなメカが度々登場するので。
ただ、武器の設定が現実離れしてはいるので、人によってはツッコミ要素となるのは否めないかも。
映画っぽいな〜みたいな。
個人的には凶器にも防弾にもなるあの傘と時計からの麻酔銃が印象が強いですね。記憶を消す麻酔銃。
キングスマン1作目の結末
これまでのスパイ映画のように、敵を倒して最後はハッピーエンド的な感じなのかな〜と思ったら少し裏切られましたね。
ヴァレンタインは無料のsimを国民に配って操作しようとしてたけど、仲間にも体内チップを埋め込んでいた。それを逆手にとったマーリンが起動をスイッチしたのは面白かった。
そしてポップな花火です。
敵とはいえ、同じ人間なのに、容赦無く起動したさまが頭くるってて面白かったです。
キングスマンのスパイ集団って、マナーに重きを置いているけど敵に対しては無情で容赦無く一掃するんですよね。
たいてい、スパイ映画の主人公って善人が多くて情に揺れ動くシーンが多かったりするのですが。
ミッションインポッシブルのイーサンみたく。
あの残虐なシーンを花火でポップにしたのが超斬新で「なにこれ〜(ホワホワホワ〜ン)」って頭がフワっとしちゃいました。そして明るい音楽。
だからこそ気軽に?構なくて観れるグロ映画ってことでしょうか。
もしこれが血飛沫シーンだったらきっと気分悪くなる人はグロ映画の仲間入りだったと思う。
年齢制限 PG-15なのも納得です。
キングスマン1作目のネタバレ感想でした!
スパイ映画なのにこんなにコミカルで且つクールな作品ってそうそうない気がする。
続編が続編が製作され続けているのも納得です。
アクションシーンの魅せ方、武器の斬新さ、グロシーンのポップ感等、これまで私が観てきたスパイ映画にはない要素がたくさん詰まってて面白かったです。
スパイ映画にちょっと飽きてきたって人も楽しめる作品かもしれませんね。
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