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2012-12-13

Linuxが386DX/SXのサポートを廃止、リーナス曰く"Good riddance"

git.kernel.org - linux/kernel/git/torvalds/linux.git/commit

Pull "Nuke 386-DX/SX support" from Ingo Molnar:
 "This tree removes ancient-386-CPUs support and thus zaps quite a bit
  of complexity:

    24 files changed, 56 insertions(+), 425 deletions(-)

  ... which complexity has plagued us with extra work whenever we wanted
  to change SMP primitives, for years.

  Unfortunately there's a nostalgic cost: your old original 386 DX33
  system from early 1991 won't be able to boot modern Linux kernels
  anymore.  Sniff."

I'm not sentimental.  Good riddance.

Ingo Malnarの"386-DX/SXのサポートを廃止"をpull

このツリーは大昔の386系列CPUのサポートを取り除くことにより、だいぶ簡略化する

24個のファイル変更, 56件の挿入, 425件の削除

これにより、長年、SMP部分の変更に余計な手間がかかっていたことから、ようやく免除される。

残念ながら、名残惜しいコストが発生する。昔懐かしい1991年の386 DX22システムは、もはやモダンなLinuxカーネルをブートできなくなる。ああ、哀れ。

俺はそんなに感傷的にはならんな。Good riddance(なくなってせいせいしたぜ)。

Ingo Malnarがおどけて感傷的なコメントをしているのに対し、リーナスは、"Good riddance"と乱暴だ。

Good riddanceは、個人的に昔からかなり気に入っている言葉だ。

ちなみに、このpullを待たずとも、誰もモダンなLinuxカーネルを、386で使いたいとは思わないだろう。実際、本気で386を使いたい場合、2.4あたりまでが限界なんだとか。それに、たとえカーネルが動いたとしても、最近のGNUは386では動かない。

ちなみに、386のサポート廃止は、かなり感傷的になる。なぜならば、Linuxカーネルはもともと、386向けに書かれたからだ。

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