エッセイスト・フードディレクターとして絶大な人気を誇る平野紗季子さんが代表を務める菓子ブランド「(NO)RAISIN SANDWICH(ノーレーズンサンドイッチ)」が2025年3月10日にJR東京駅構内のエキナカ商業施設「グランスタ東京」1階吹き抜けエリアに第1号店をオープンしました。

 新商品「キャラメルバターサンドイッチ」などグランスタ東京店限定商品ほか、今までオンライン販売が主だった「ノーレーズンサンドイッチ」も購入できます。カプセルトイ機で購入できるキャラクターグッズなど楽しい仕掛けも待っています!


「キャラメルとバターの、たぶん夢」がコンセプト

 「レーズンは苦手だけれどレーズンサンドを食べてみたい」という平野紗季子さんの願いから誕生した‟レーズンとそれ以外のサンド菓子”ブランド、「ノーレーズンサンドイッチ」。2021年の販売スタート以来、スイーツ好きだけでなく、贈りものや自分へのご褒美として多くの人々を虜にしてきましたが、このたび初の常設店を「グランスタ東京」にてオープンしました。

 新開発のグランスタ東京店限定商品「キャラメルバターサンドイッチ」は、キャラメル入りのバターサンド。上質な素材と豊かな風味に、とろけるキャラメルが幸せな余韻を生む新しいサンド菓子です。

 発酵バターのサブレ生地に濃厚なバニラキャラメルと、果実味溢れるレーズンが溶け合う「レーズン キャラメルバターサンドイッチ」と、クーベルチュールチョコレートを使い、紅茶ミルクキャラメルとアプリコットが香りの層を作り出す「ショコラアプリコット キャラメルバターサンドイッチ」の2種類。常温での持ち歩きにも適しており、遠方への手みやげにも最適です。

 商品パッケージにはオリジナルキャラクター「キャラメルくま」をあしらい、「バターサンドにキャラメルくまがむぎゅっと合流」というユニークなストーリーが表現されています。「キャラメルくま」は大人気ぬいぐるみ作家・mailey parlorのむらたまる氏がオリジナルで制作。一度目が合えば忘れられない愛おしさです。

 多くの人が行き交う東京駅でひと際目を引く店舗の設計は、HERMESのポップアップショップなどを手がける気鋭の空間設計ユニット「Kii」が担当しました。手仕事を尊ぶ「ノーレーズンサンドイッチ」の菓子作りに共鳴し、レーズンサンドイッチのサブレと同サイズの多治見タイルをオリジナルで製作して空間全体に使用するとともに、目地幅を広く取った左官仕上げは、サブレにたっぷり挟まれたバタークリームを表現しています。

 店のカウンターにはオリジナルのトイカプセル機を内蔵。ガチャッと回せば、「キャラメルくま」のアクリルキーホルダーや、レーズンサンドステッカーなどブランドのキャラクターグッズがランダムで購入できます。

 ブランド発足以来愛されてきた、ノーレーズンサンドイッチ。今まではオンラインでの購入が主でしたが、グランスタ東京の店舗では常時購入OK。定番のレーズンサンドと、季節で変わる果実やナッツのサンドが3個ずつ入っており、レーズン好きもそうでない人も仲良く楽しめる詰め合わせになっています。

 子供の頃から大きな駅や空港で買えるお菓子が大好きだった、という平野さん渾身のスイーツショップ。東京駅の、しかも駅ナカで買える限定品とあれば、立ち寄らずにはいられません。今後続々と登場するフレーバーにも注目です!

【ノーレーズンサンドイッチ グランスタ東京店】

所在地 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本 東京駅構内「グランスタ東京」1F 吹き抜けエリア
営業時間 月~土曜8:00~22:00、日曜・祝日~21:00
※翌日が休日の場合、22:00まで営業
※営業日はグランスタ東京に準ずる

2025.03.11(火)
文=CREA編集部