JR東日本の鉄道路線(幹線)。
郡山間−新津間 175.6km。単線。郡山−喜多方間は電化、他は非電化。
東北地方南部を横断して磐城国(福島県)と越後国(新潟県)を結ぶ「磐越線」のうち、東北本線より西側の区間を指す。
会津若松を挟んで、西側の区間に、(森と水とロマンの鉄道)の愛称がつけられている。
郡山−会津若松間には東北新幹線開通後も上野直通の特急列車「あいづ(初代)」が運転されていたが、1994年には郡山で新幹線に接続する線内運転に縮小され、2003年には更に快速に格下げされた。
路線の運転は、大半が会津若松で東西に運用が二分される。
会津若松より西と、電化区間の続く喜多方までのエリアと、会津若松より新津に至る西側の区間で列車の運用が分割される。
会津若松を通過して、郡山から喜多方までの区間を走る電車も、会津若松を挟んで列車番号が変化する場合があるので、時刻表などを利用する際は注意されたい。
会津若松−新津(−新潟)間には休日を中心に蒸気機関車牽引の「SLばんえつ物語号」が運転され、人気を集めている。
2005年の「ディストーション会津」キャンペーン以降、電化区間では「あかべぇ」が描かれた磐越西線専用電車が登場している。
1898年7月26日 岩越鉄道 郡山−中山宿(仮駅)間開業
1899年3月10日 岩越鉄道 中山宿−山潟(現・上戸)間開業
1899年7月15日 岩越鉄道 山潟−若松(現・会津若松)間開業
1904年1月20日 岩越鉄道 若松−喜多方間開業
1906年11月1日 岩越鉄道を国有化
1909年10月12日 路線名を「岩越線」と制定
1910年10月25日 信越線 新津−馬下間開業
1910年12月15日 岩越線 喜多方−山都間開業
1913年6月13日 信越線 馬下−津川間開業
1913年8月1日 岩越線 山都−野沢間開業
1914年11月1日 岩越線 野沢−津川間開業により全通 信越線から新津−野沢間を編入
1917年10月10日 磐越東線全通に合わせて岩越線を磐越西線に改称
1968年10月1日 特急「あいづ」号運転開始(上野−会津若松間)
2003年10月1日 特急廃止
(郡山 - 会津若松)
駅名 | よみ 「えき」は略 |
---|---|
郡山駅 | こおりやま |
郡山富田駅 | こおりやまとみた |
喜久田駅 | きくた |
安子ケ島駅 | あこがしま |
磐梯熱海駅 | ばんだいあたみ |
中山宿駅 | なかやまじゅく |
上戸駅 | じょうこ |
関都駅 | せきと |
川桁駅 | かわげた |
猪苗代駅 | いなわしろ |
翁島駅 | おきなしま |
磐梯町駅 | ばんだいまち |
東長原駅 | ひがしながはら |
広田駅 | ひろた |
会津若松駅 | あいづわかまつ |
(森と水とロマンの鉄道)
駅名 | よみ 「えき」は略 |
---|---|
会津若松駅 | あいづわかまつ |
堂島駅 | どうじま |
笈川駅 | おいかわ |
塩川駅 | しおかわ |
姥堂駅 | うばどう |
会津豊川駅 | あいづとよかわ |
喜多方駅 | きたかた |
山都駅 | やまと |
荻野駅 | おぎの |
尾登駅 | おのぼり |
野沢駅 | のざわ |
上野尻駅 | かみのじり |
徳沢駅 | とくさわ |
豊実駅 | とよみ |
日出谷駅 | ひでや |
鹿瀬駅 | かのせ |
津川駅 | つがわ |
三川駅 | みかわ |
五十島駅 | いがしま |
東下条駅 | ひがしげじょう |
咲花駅 | さきはな |
馬下駅 | まおろし |
猿和田駅 | さるわだ |
五泉駅 | ごせん |
北五泉駅 | きたごせん |
新関駅 | しんせき |
東新津駅 | ひがしにいつ |
新津駅 | にいつ |