書籍を裁断してスキャンし、デジタルデータに変換する行為。
iPad、iPhone、Kindleといったデバイスで電子書籍を手軽に楽しむための手段として注目されている。
自分でデータを作成してPCなどに吸いあげることから、「自吸い」という言葉が由来であると思われる。
一度に数十枚の紙を読み込めるスキャナーの価格は1万7千円〜3万円程度。家庭用の裁断機は数千円〜数万円と幅広く、値段が高いほどページの多い書籍を裁断できる。約160-180枚裁断できるものは3万円〜4万円程度で販売されている。
ちなみにキンコーズに背表紙やホチキスを外して持っていけば1回*1100円で裁断してもらえるとのこと。
裁断することなく、ページをめくる動作ごとムービー撮影したり、個々のページを撮影したりする「非破壊自炊」の手法も模索されている。
できるポケット+ PDF快適活用術 iPhone&iPad&スキャナーで資料や電子書籍を活用するテクニック (できるポケット+)
書籍の電子化、「自炊」「スキャン代行」は法的にOK? ~福井弁護士に聞く著作権Q&A - INTERNET Watch Watch
Q:個人で電子書籍を「自炊」する行為は著作権法違反になるのでしょうか?
A:個人的に使うためなら適法です。
Q:スキャンしたデータを家族などで共有するのは?
A:適法です。
Q:家族などを除いて、自炊したデータを知人に譲渡するのは?
A:ハードごと渡す場合を除けば、基本的に違法です。
Q:裁断済みの書籍にPDFファイルを付けてネットオークションなどで販売するのは?
A:違法です。
*1:薄い本は2冊まとめて1回になる場合もある
自分で食事を作ること。独身者・単身者が自分用に食事を作る行為を指して呼ぶ事が多い。