Extensible Markup Languageの略称。日本語では「拡張可能なマーク付け言語」などと訳されているようです。
XMLは「樹の構造」をもった情報をテキストで記述するためのルールです。樹の構造というのは、例えば、このはてなキーワードがそういう構造をもっています。大きな分類から小さな分類へと枝が生えて、最後に末端のもっとも具体的なキーワードにたどり着きます。
あるいは、生き物を分類する方法や図書館の本を分類する方法、インターネットのアドレスやパソコンにファイルを保存する方法でも、樹の構造が使われています。
このように樹の構造は人間の思考によくなじみ、広く使われています。あらかじめ、樹の構造をもった情報を記述するためのルールを決めておけば、情報のやり取りはスムーズになり、ある樹を別の樹に接ぎ木したりといった可能性も生まれてきます。
XMLは、そういうルールのうちの一つです。