私も何の富も産みださない要介護老人を介護するという何の生産性もない職業に従事しましたが、 国の生産やら富を生み出すやら国家の発展やらとはまた違うところに価値のある仕事だと思っておりました。 よくご存知のように金銭面「だけ」を見てしまうと残念な職業です。 しかし、良しも悪しも学ぶことは非常に多く深く、だからこそこんな低賃金でも「やめられない」といって 例え心身・身銭をすり減らせど真剣に取り組む意欲のある従事者が残っているだと思っています。 質問者が介護（といってもあまりに多岐に亘りますが）をどの程度だと思っているか、 年収１０００万にするなどと言う民主党を馬鹿だと思ってる程度であり、 年収１０００万というのはビジネスの最先端で活躍されてる方でないといけないのでしょう。 もし質問者に介護の経験がなく「年収１０００万にするなど馬鹿」というのであれば無知者の説得力に欠いた自論の域を出ない戯言に過ぎないし、 もし質問者に介護の経験があり「年収１０００万にするなど馬鹿」というのであれば文句ばかり達者で何でも社会のせいにするどこの世界に行っても使い物にならない人材である、と感じてしまいます。 おっしゃることに一理あるとは思います。 ただそれだけではないのです。 私たちは感情で動き生きる人間である限り。 いつか必ず誰にでも訪れる絶望的な「不自由」を思い知ったとき、 それが質問者自身に起こった時、 「自分は何も生み出さない人間であり、国家発展の邪魔になる」と簡単に受け入れて 消えうせることができるのでしょうか。