漢字として
些
- Unicode
- U+4E9B
- JIS X 0213
- 1-26-19
- 部首
- 二部
- 画数
- 7画
- 意味
-
- 少しだけ、少しばかり、少ない、細かいこと、つまらないもの
- (呰と通じ)詠嘆を表す語末の助字
- 〔説文解字・巻二・新附〕には「語辭なり。楚辭に見ゆる」とあり、〔楚辞・招魂〕に助字としての用例がある。楚の方言かもしれない。些末、の意味は唐宋のころから用いられるようになった。
- 字形
- 此声の形声説、此+二の会意説がある。〔説文〕には「此に從ひ二に從ふ。其の義未詳」とある。
- 音訓
- 音読みは、1.の場合シャ(漢音)、サ(慣用音)、2.の場合、サ(漢音)。訓読みは、いささか、すこし。
- 規格・区分
- 人名用漢字である。JIS X 0213第一水準。2004年に人名用漢字に採用された。
- 語彙
- 些許・些些・些細・些事・些少・些須・些微