修斗とは、日本の総合格闘技および総合格闘技団体の一つである。
概要
タイガーマスクとして一世を風靡した元プロレスラーの佐山聡によって創始された格闘技。
創設は1989年。初期はプロレスの隠語であるシュートからシューティングと呼ばれたが、射撃競技と誤認されることが多かったため、「斗いを修める(たたかいをおさめる)」という意を込めて「修斗」に改称した。
世界で最初に総合格闘技を競技化したⅯⅯAのパイオニア的な存在で、修斗の定めた試合システムは世界各国で模倣された。UFⅭが採用するオクタゴンのデザインも修斗が黎明期に使用していた八角形リングが元ネタだとされる。
世界各国で公式戦が実施される日本を代表する総合団体の一つで、数々の選手が修斗を経験して実力と名声を高めていった。
古代オリンピックのパンクラチオンの復興を目指し、パンチやキックといった打撃から投げ技・関節技の打投極を高いレベルで融合させ、自然の流れにのった技術が途切れることなく滑らかに回転することることを旨とする。
プロとプロになるための登竜門としてアマチュアが設けられている。アマチュアは1986年から、プロは1989年からそれぞれスタートした。プロアマの共通事項はマウスピースやファウルカップ、オープンフィンガーグローブの着用義務など。反則は頭突きや掌底打ち、金的など。その他、細かいところでプロとアマではルールが異なる。