である。本記事では2.について解説する。
概要
投手が相手チームに得点を許した場合、投手に記録されるのが失点である。イニングの途中に次の投手(B)に後退した際にランナーを残していた場合、Bがそのランナーをホームに帰した場合もAに失点と自責点が記録されるが、Bに自責点は記録されない。
エラーが絡んだ得点は失点として記録されるが、自責点には記録されない。失点と自責点の違いについては自責点を参照。また防御率の計算に自責点が使われるが、失点は使われない。ニュースではよく失点が記載される(~回~失点)。
NPBにおける通算最多記録は米田哲也の1940、シーズン記録は真田重蔵(1946年)の19。2リーグ分立後は長谷川良平(1950年)の190。
記録
シーズン記録
- 太字は現役
- (2023年終了時点)
日本プロ野球 | ||||
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順位 | 選手名 | 所属 | 失点 | 年度 |
1 | 真田重蔵 | パシフィック | 202 | 1946 |
2 | 長谷川良平 | 広島 | 190 | 1950 |
3 | 亀田忠 | イーグルス | 184 | 1939 |
高野裕良 | 大洋 | 1950 | ||
5 | 米川泰夫 | 東急 | 182 | 1946 |
6 | 黒尾重明 | セネタース | 179 | 1951 |
小林恒夫 | 松竹 | 1946 | ||
8 | 内藤幸三 | ゴールドスター | 175 | 1946 |
通算記録
日本プロ野球 | ||
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順位 | 選手名 | 失点 |
1 | 米田哲也 | 1940 |
2 | 東尾修 | 1817 |
3 | 鈴木啓二 | 1772 |
4 | 金田正一 | 1706 |
5 | 梶本隆夫 | 1634 |
6 | 小山正明 | 1567 |
7 | 山田久志 | 1538 |
8 | 石川雅規 | 1459 |
9 | 三浦大輔 | 1430 |
10 | 石井茂雄 | 1404 |
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