放送禁止とは下記の二点が該当する。
この項目では1について説明する。また2についても補足として説明する。
概要
放送禁止の対象や基準については様々な例があるが、主な例を挙げると
- 差別発言やわいせつな言葉などの放送禁止用語を使用している映像作品または音楽作品。
例:放送禁止用語では「キチガイ」、音楽では「金太の大冒険」(現在は禁止指定から解除)など。
用法の違いや、放送時間帯によって自粛したりしなかったりするような言葉も存在する。
例1:「インチキ」特定の商品や団体を名指しして言ってはいけないが、単なる比喩表現として使う場合は可。
例2:「ダッチワイフ」言葉の意味や背景から全日帯では差し控えられるが、深夜帯の放送ではカットされない。 - 事件や事故または視聴者からの苦情により自粛または変更した映像作品
例:イギリスで放送されたXBOXのCM、911事件を考慮して一部シーンがカットされた映画スパイダーマンなど - 過激な表現が含まれている映像作品
以上三点が、ニコニコ動画ではこれらの条件のどれかに該当する動画にタグがつけられる事が多い。
また、例外として生放送番組で主に1や3に該当するハプニングが発生した作品は放送事故として扱われる。
(放送事故の動画でもこのタグがつけられる事は多い)
端的に言ってしまうと
などにつけられるタグの一種。
時として最大限の賛辞として使われる場合もある、ような気がする。
なお、放送法上では放送事業者が各々「放送コード」を自主的に定め、それに従って使用を差し控えているものであるため、法律上で「放送禁止用語」を定めているという訳ではない。即ち、「放送禁止用語」というものが存在するのではなく、放送局側が放送を自粛している、または「『放送局側』が『出演者』に対して『使用を禁止または差し控えさせている言葉』」を便宜上「放送禁止用語」と呼んでいる、と言った方が正しい(「お上や外部団体などが放送禁止用語を定めて、放送局に使わせないよう指揮監督している」という解釈は誤りであり、よくある誤解でもある)。
補足
フジテレビの番組で同名の番組名が存在する。
上記の概要で放送禁止となった番組を再編集して放送するという設定のフェイクドキュメンタリー番組で、
「事実を積み重ねることが必ずしも真実に結びつくとは限らない」をテーマに不定期で放送されている。
一見普通のドキュメンタリー番組だが途中から様子がおかしくなり、最後にはとんでもない展開になる流れや、
番宣はd
一切無く深夜に突然放送され、最後まで「この番組はフィクションです」というテロップが表示されなかった(第五弾では冒頭から表示)などのあまり類をみない表現が話題を呼び、番組は6弾まで放送され、さらに劇場版が2作公開された。
ニコニコ動画では劇場版2の予告編がパカパカシネマ in ニコニコで公開されている。